ダイバダッタの魂宿し | 寝言は寝て言え!!

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今年の1月28日に、俳優の井上昭文さんが亡くなられたそうです。



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僕は、この事を全く知らず、以前から仲良くして頂いているY.R.Nomulaさんのブログにて教えて頂きました。


井上さんはベテランの俳優なので、もちろん数多くの役を演じられていた訳ですが、アラフォーの僕と同世代の方なら、印象深いのはレインボーマンのダイバダッタやコンドールマンのタバ老人、そして西部警察の浜刑事だと思います。

個人的には、刑事ドラマよりも特撮ヒーロー物が好きで、中でもレインボーマンは自分の中では第2期までの仮面ライダーと1・2を争う "特別な作品"。

なので、僕にとっては "井上昭文さん=ダイバダッタ" ですね。



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レインボーマンは、当時の子供の間では知らない者はいない程の人気番組でしたし、現在でも根強いファンを持つ作品。

子供番組ではありますが、そう言う意味では井上さんの代表作の1つと言っても良いのではないでしょうか。



70年代に幼少期を過ごした方や特撮マニアなら視聴された事がある方も多いと思いますが、「よく知らない」 と言う方はコチラで作品詳細を見て頂くとよろしいかと思います。

過去にもブログに書いた事がありますが、簡単に説明すると、この作品は、数有るヒーロー物の中でも、かなりの異色作となっていて、敵は "日本人のみ" を狙うテロリスト組織 「死ね死ね団」。
第二次世界大戦で日本人に家族を虐待、又は殺害されたと言う過去を持つ、外国人集団です。

麻薬をバラ撒いたり、偽札を大量に作って日本経済を混乱させたりと言う、子供番組としては恐ろしくリアルな作戦が他には類を見ない作品となっています。

その 「死ね死ね団」 から、たった一人で日本を守るのがヤマトタケシが変化するレインボーマンなんですね。

そして、ヤマトタケシの師匠であり、レインボーマンになる為の術を授けたのが井上昭文さん演じるダイバダッタです。



レインボーマンは、全52話から成る作品なのですが、1クールごとに 「キャッツアイ作戦編」・「M作戦編」・「モグラート編」・「サイボーグ軍団編」 となっており、中でも、第1クールの 「キャッツアイ作戦編」、 そして第2クールの 「M作戦編」 は傑作です。

第1クールの第1話・第2話ではタケシがレインボーマンとなる経緯や修行時代が丁寧に描かれ、やっとレインボーマンになれるのが第2話Bパート、敵の死ね死ね団の初登場に至っては第4話と言う、そう言う意味でもヒーロー物としては珍しい作品です。

中には、修行時代の話である第2話までは少々退屈と感じる方もおられるかも知れませんが、全体的なストーリー展開は非常に面白く、レンタルも有りますので、未見の方には是非オススメしたい作品ですね。


井上昭文さんのご冥福を心よりお祈り致します。