1976年に放送された「宇宙鉄人キョーダイン」。
この作品も大好きでした。
ダダ星人によって囚われの身となった「葉山博士とその息子の譲治・竜治」。
葉山博士は、ダダ星人の侵略から地球を守る兄弟ロボット「キョーダイン」を秘密裏に開発、地球に送り込みました。
2体の兄弟ロボットは、スカイゼルに兄の譲治、グランゼルに弟の竜治の人格を植え込まれ、歳の離れた三男坊・健治の兄代わりとなりながら、ダダ星人から地球を守ります。
子供の頃、この作品を観た時のインパクトはとても強く、2体の兄弟ロボットがミサイルや車など、それぞれ2つの姿に変形、ミニチュア特撮を駆使した敵との激しい戦闘シーンは、当時の僕を簡単に虜にしました。
しかし残念ながら、この作品の1番の見せ場である特撮シーンは「あっと言う間」に無くなってしまったんですが(そう言うのは、よく有る事です(^^;) )、それでもキョーダインが大好きで、毎週金曜日の夜を楽しみにしていました。
キョーダインの名前の由来は、その名の通り「兄弟ロボット」である事と、数の単位「京(けい - 兆の1万倍)」、そして力の単位である「ダイン(ギリシャ語)」を掛けたものです。
相変わらず、石ノ森先生のネーミングセンスは素晴らしい。 ウーン(・ω´・;)
子供でも覚えやすく、一見単純そうに見える中にもコレだけの意味が隠されていたとは・・・。
ただ、このエンディングテーマの影響で間違って京の読み方を覚えた子供も少なくないハズ。
「一・十・百・千・万・億・兆・京(きょう)!」
・・・と言う歌詞になっているんですね。
大人になって考えると、敢えて「けい」を「きょう」と言っている事は解るんですが、子供はそんな事まで解らないですからね。 (^~^;)