じゃどうが大型免許を取得してすぐに、16歳になった息子かバイクの普通自動二輪免許(中免)を取りに教習所に通いだしました。
小学生低学年の時から、おぶり紐みたいなバイクの道具で親子を固定して、どこまでもツーリングに連れていってたので、バイクには興味が沸くのも当たり前ですね。
通いだして実機講習の様子を見てると、
〖うまい〗
大型に通い始めた時、一本橋なんてどうやって渡るんだっけ?ってレベルのじゃどうに比べたら、始めての癖にヒョイヒョイ乗れるもんだと感心しました。
まっ、赤信号突破して怒られてたりしましたが、そんなのはすぐに理解してくれるはず。
その後は仕事の関係で、あまり見に行くことが出来なかったのですが、あっという間に実技と学科は終了し、すぐに卒業だなと思ってたら、大きな落とし穴が待っていました。
卒検を受けるには学科試験を2回合格しなければならず、50問中、45点取らなければいけないらしいのですが、
「受かる気がしない」
と本人相当落ち込んでます。勉強がからっきりの息子がここでとんでもない壁にぶち当たることになりました。
バイクの乗り方などはこっそりと教えることも出来るのですが、こればっかりは教えてあげることが出来ません。
何度も何度も落ちて心が完全に折れ掛けておりましたが、何とかはっぱを掛けて、恐らく15回以上受けたと思われる頃、
「受かった」
との連絡。これでちゃちゃっと卒検を受ければ、すぐ免許だなと思い、
〖どこツーリング行くかな?最初は簡単なところが良いかな?〗
といろいろじゃどうも考え始めました。もうリーチですもん
そして卒検の日、もう終わった頃だと思うのに連絡が無いので、どうしたか連絡してみると、
「踏切でエンストした」
とのこと。
〖えっ、あんなのサービス問題みたいなもんだろ?〗
って思っちゃいますが、息子曰く、
「卒検まで実写に乗るのが2ヵ月程度も空いたので、半クラの感じを忘れ、低速すぎてエンストした」
とのことでした。こればっかりは学科テストの関係で仕方無い。即補修を受けさせて、間髪入れずに卒検を入れさせました。
そして数日後、
「受かったよー」
と連絡が来て、じゃどうも思わずガッツポーズ。
あとは試験場行けばさっと免許取って、バラ色のバイクライフが待ってると思ってるのもつかの間、
〖本当の地獄はここからじゃね〗
そうです。学科テストに何回も落ちた息子がすんなりと本試験に受かるなんて甘すぎるかも
自宅から埼玉の鴻巣のセンターまでは約2時間掛かります。こんなのを落ちる度に毎回通うなんて、自分でも嫌になる。
〖奇跡でも何でも良いから、さくっと合格させて下さい〗
と普段は気にもしない神様にもお祈りして、いざ本試験の日がやって参りました。
駅前のウルトラ教室を受けさせて、何とか合格の連絡を待っていると、
「89点だった」
との連絡。
完全に本人も心がバキバキに折れてます。
しかしここで諦めたら全てが終わり。
「あとは上がるか下がるか二つに一つ。50/50何だからすぐ行ってこい」
と半ば強引に次の日も鴻巣まで行かせて試験の結果を待っていると、
「合格した」
とラインが
「良くやった息子よ」
こんな嬉しいことはない(大袈裟か❗️)
そしてあっという間に昨日、当初より決めてた、茨城の霞ヶ浦まで初ツーリングに出掛けました。
市街地を普通に走るにはまったく問題ないレベルで、親父も拍子抜け。
次は泊まり掛けで日光とかに行ってみたいなと思います。
この後大雨になり、早々と尻尾を巻いて、初高速まで経験させて自宅まで逃げ帰りました
ではまた。