認知症のサインとなる「物忘れ」は記憶力の老化によって起こりますが、記憶にもいろいろなパターンがあり、対応の仕方も違ってきます。

 ■作業記憶とは

 作業記憶とは、書き留める紙がないときに、例えば電話番号を数秒間だけ覚えるような記憶。いわば「使い捨て記憶」のこと。

 ■作業記憶の低下による物忘れ

 いったん会話が途切れ戻ったときに、「あれっ、今、何の話をしていましたっけ?」とか、何かを取りに行く途中で「何をしに行くんだっけ?」という状態。

 ■記憶力を鍛えるコツ -メモをまめにとる

 メモを薄手の手帳1冊に決め、肌身離さず持つようにし、それに書き込む。あたりにある紙の切れ端などに書くと、必ずなくしてしまうので要注意。

 

 

(ZAKZAK健康ニュース メモリークリニックお茶の水院長 朝田隆 記事から)