梅雨バテ(つゆばて)とは温度変化と急な湿度の上昇に体がついていなかい状態のこと。
熱中症との違いは症状が多様であること、梅雨バテは梅雨の時期だけでなく、後に訪れる本格的な夏の体調にも影響してくる恐れがあります。

[梅雨バテの症状]
頭痛、疲労感、下痢、思考力の低下、めまい、食欲不振、便秘など、梅雨バテの最大の原因は高い湿度。湿度が高いと汗が乾きにくく気化熱として熱が逃げません。また自律神経のバランスが崩れやすくなる。

[梅雨バテ対策]
効率よく汗が出る体作りが大切です。今のうちに汗が出る体作りができると梅雨バテが解消され、熱中症にもなりにくくなり夏バテにもなりにくくなります。

・入浴
ぬるめのお湯(38℃~39℃)に15分程度つかる。熱い湯に短時間入浴でもOK。
湯船からあがった後じんわり汗が出るのが大切です。

・運動
10分のウォーキングを1日5回。1週間程度続けると汗をかけるようになる。

・洋服
出かける時は着替え・ハンドタオルを持参し汗をかいたら着替えるようにしょう。

・食
たんぱく質を多く含んだものを食べると血液量が増え血液の循環がよくなります。
江戸時代から夏バテ対策として甘酒が飲まれていました。
甘酒はアミノ酸やビタミンなどがバランスよく含まれているため「飲む点滴」と言われている。
牛乳と甘酒を1:1で混ぜて飲むと良いそうです。

(TBSテレビの「ひるおび!」で梅雨バテについて放送から)