いやはや、昨晩からの風が強いこと！

夜通し窓がガタガタいって、目が覚めること数回。

夜が明けても一向に収まる気配を見せず、強風の中を出かける羽目に。

とりあえず、前日の雨の影響が少なそうなスポットへ。

最初は浮嶋ヶ原自然公園（富士市）

↑宝永火口の上部に雲が影を落とした富士山。

実はこの写真を撮った時点である違和感を覚えていたのだが、原因が発覚するのは夕方になってから。

↑桟橋の脇にアキアカネ。

↑さらに少し行くと、今度はコバネイナゴが。

↑スズメの大群。

実際にはこの4～5倍は軽くいたんじゃないだろうか。

木が風に煽られるたびに一斉に飛び立つものだから、騒々しいことこの上ない。

続いては門池公園

↑入口正面のイチョウの木。

色づき加減はもう一歩といったところ。

↑ようやくお目見え、ホシハジロ。

雌の姿はまだ見えず。

↑同じく、今期初登場のキンクロハジロ。

こちらも雌の姿が見当たらなかった。

↑飛行中のトビ。

いつになく低空を旋回するものだから、ダメもとでカメラを向けてみた。

かなりブレてはいるが、一応判別できる程度には写ってくれた。

↑親子と思しきカイツブリ。

若鳥らしき左側は、まだ目つきに幼さが残る。

いつ頃からあの人を食ったような(笑)顔つきになるのだろうか？

ダメ押しにと、愛鷹広域公園へ

↑ここで見るのは珍しい、ホシハジロ（たぶん）。

写り方のせいか、目が赤く見えないのだが・・・

↑キセキレイがそこそこ近くにやって来た。

↑いきなり獲物（トンボか？）をパクリ。

日陰ということもあって、画質が粗くなってしまったのが残念。

↑しばし双眼鏡であたりを見回していると、繫みの中にカワセミ発見。

肉眼ではまず見えないところにポツリと。

↑見失ったと思ったら、少し離れた枝（ツル？）に。

邪魔者が少なくなった分、こちらの方が識別しやすいかな？

帰宅後はずっと先延ばしになっていた電気ケトルの洗浄と、夏の間活躍してくれたサーキュレータの手入れ。

そして夕刻、月齢5を迎えた月が良く見えている。

地球照をキレイに撮ろうと思ったら、このぐらいが限度。

そんなわけでカメラの準備を始めたわけだが、ここで大変なことが発覚。

ホワイトバランスの設定がいつものオートではなく、「蛍光灯」になっていたのだ！

どうやら数日前におうし座流星群の撮影を試みた際、設定を戻すのを忘れていたらしい。

他の設定はちゃんと戻してあったのに、なぜこれだけ・・・？

道理でモニタで確認した時の色合いがおかしかったわけだ。

↑地上の風景も入れたかったため、月の高度が下がるのを待って撮影。

本当はもっと月齢が若いうちに青とオレンジのコントラストが映える夕焼けの中で撮りたかったのだが、その時期は仕事で帰りが遅くてタイミングが合わず。

これより満月に近くなると、過露出によって光っている側の輪郭がわかりづらくなってしまうので、これがギリギリのタイミングと判断した。

もう少し低くなるのを待ってもよかったが、電線が邪魔になってしまうので。

風中行軍