相変わらず台風並みの風が収まらない土曜日。

午前中は服用薬処方のためかかりつけ医に。

恒例の散策に出かけたのは午後から。

高校野球の県予選が行われているから駐車場の空きが心配だったが、どうにか数台分の空きを見つけてねじ込む。

あれだけの車が来ているのに、あひるヶ池には人っ子一人おらず独占状態。

周囲が背の高い樹木で囲まれているためか風もいく分抑えられ、実に快適。

ベンチに座ったままうっかり寝落ちしかける始末（笑）

↑珍しく羽根休め中の蝶が。

アカボシゴマダラという特定外来生物らしい。

てっきりアゲハチョウの一種かと思ったら・・・

静p科研内で確認されたのが2010年以降ということだから、意外に歴史は浅い。

↑池の周囲に張り巡らされたロープにはヤゴと思しき抜け殻が。

何の種類のトンボだろう？

↑帰り際、ニイニイゼミを発見。

今まで声だけはやたらと聞こえるのに、姿を見たことは一度もなかった。

↑別の木にも一匹。

図鑑などの情報によると比較的低い位置に止まることが多いそうだが、どちらも目線よりやや上（身長170㎝）におり、イメージしたよりははるかに高い位置だった。

それにしても木の皮と見事に同化して、油断するとすぐに見失ってしまう。

ここからちょっと寄り道して、休日出勤中の社員にちょっとした差し入れ。

その後は門池公園へ。

白鳥が去ってすっかり静かになってしまったが、これが従来の姿。

↑水辺の草地にコシアキトンボが。

ヤンマ系とシオカラ系は良く見かけるが、ここでこれを見たのは初めてだ。

↑こちらはオオシオカラトンボの♀と思われる。

未成熟の♂も似たような見た目なので、他のアングルからも確認しないとハッキリとはわからないが・・・

まさかニイニイゼミに遭遇できるとは、思わぬ収穫だった。

いつになく近い所から声がするので、ダメ元で手近な低木から探していったら偶然小型のセミを発見。

図鑑でしか見たことのないセミを実際に見ることができて、貴重な体験となった。

残るはヒグラシか・・・

風吹く午後