駅に近づくと雑踏はひどくなってきた、もちろん大半が花見客
リトアニアを代表する芸術家であるミカロユス・コンスタンティナス・チュルリョーニス(1875-1911)の絵画作品、日本での展示会は32年ぶりだとか
チュルリョーニスは、画家であると同時に作曲家でもあるという才能豊かな人、まあ画家が音楽も嗜んでいたり、逆に音楽家が絵を描いていたり、というのは珍しくないが(洋楽ではブライアン・イーノなどになるか?ちょっと違う感じがするが)本格的な「二刀流」というのはこの人ぐらいであろうか、35歳というの若さで亡くなったのは残念だが、自身の制作による音楽と絵画の統合、融合を目指すという他に例を見ないチャレンジを行った人
春夏秋冬などをテーマに自然を受け止めた作品、「ソナタ」や「フーガ」といった音楽タイトルを図案化した作品、そして最後に生地リトアニアの伝承、伝説をテーマにした作品など
「森の囁き」
春のモチーフ
夏
特に重要なのは音楽を絵画として表現した作品
「プレリュード」
「フーガ」
など
正直その音を知っていないとこの作品をどう捉まえたらよいのかと思ってしまう
(音を知っていても、かもしれないが)
前に触れた同じく音楽と視覚作品の融合を試みたブライアン・イーノの
作品に触れた時も思ったのだがやはりこういうのは非常に難解
実際、その音を聴いてみたが、そのイメージを把握する事は
おけらには難易度が高すぎた
最後の方の寓話的な世界になるとちょっとほっとする
「城のおとぎ話」
「祭壇」
最後に日本初公開で最大の大きさ「レックス(王)」
悪くはないのだが、こういう世界もある、といった感じで見ていくものなのであろう
今回の西美の企画展、ちょっと変わった構成となっており
いつもなら地下2階から入り、しばらくしてから地下3階に移り
そこからまた地下2階に戻って最終コーナー、といった感じなのだが
今回は地下3階が地下2階とは独立展示になっており
そこでは北斎展
富岳三十六景の有名作をその著名のスタイルからA~Fの6期に振り分けて
の展示
ご存じ「神奈川沖浪裏」
富士も代表作を列挙
とにかく富嶽三十六景が好きな人には満足の展示だろう
正直チュルリョーニスの展示より混雑は大きく
そして対象が版画、小さく細かいからじっくり鑑賞しようと
している人が多く、行列が動かない
絵の直前の人がこの小さな作品に身を乗り出して(スコープを利用してまで)
見ようとするからその左右の人には絵が全く見えない
そして撮影全部可なのできっちり撮影しようとする人が多くて
さらに人が動かない・・・と面倒な事
おけらは途中で疲れてしまい、後は流し見状態となった
外を出る頃には日も高くなり、駅公園口は完全に芋洗い状態
掻き分けるように帰宅
美術展そのものはこれで4月半ば近くまでは行く所が
ないので、しばらくは家でゆっくりしようかな

















