倉敷から京都へ移動、その日はホテルで1泊し
朝から京都国立博物館
北野天満宮の展示会
菅原道真の遺品から始まり、不遇の死を遂げた道真が怨霊から学問、芸能の神になり
やがて武芸をも司る神へと万能化していく、その過程の美術品
今回の目玉は国宝「北野天神縁起絵巻」の全巻全場面
おけらも色んな展示会、で部分的に見てはいるが、全部を一気にというのは今回が
初めて、京都まで来た上、又とない機会だから、一つ一つ丹念に見ていく
菅原道真はそのライバルで当時の政界の中心人物であった藤原時平に追い落とされて
太宰府に実質的流罪となって、不遇のまま、九州で亡くなり、その恨みで時平は短命で亡くなり、後は弟の忠平が継いで時平の子孫は衰えていった、とされているが
近年の研究では時平個人の陰謀などではなく、宇多法皇とその第一の側近の道真に対し、宇多の子の醍醐天皇と時平のコンビとの政争の結果だとされている
また道真が宇多法皇と醍醐天皇を廃立して娘婿の斉世親王を即位させようとしたという話も濡れ衣とは言えず、このあたり微妙な政治的な問題があったと言えよう
そんな事を色々と考えながらあちこちとみていく
京博の展示室は東博の平成館と若干広いくらいだろうか
これでもか、という展示数に歩いて見ていると疲れて一休み、となるほどである
写真撮影は禁止だが、今回は清和源氏の名刀「髭切」「膝丸」を同じケース内に展示し、そこだけ写真撮影可能、刀剣女子も多く、ケースは撮影の人だかり
待望の秋の展示は源氏物語
だが、この展示は来年の1月から東博に来るので、秋の京都旅行でわざわざ行かなくても良い事になる、せっかくなのだから京博独自の展示会で見たかった


