若者の結婚意識調査 晩婚化は”独身生活のほうが自由”最多に

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20240519/3060016788.html

 

5月のいつだったか?

NHKで、近代以降における若者の性意識と結婚観の変化

についての特集があったのでチラチラと見ていました

 

知人友人との会話で性体験が話題となった時

未経験であることにコンプレックスを感じ、

適当に話を合わせるか、スルーするしかなく

とても辛いというような中身だったかな?

 

30年ほど前

東京都内の女子高生の3/4は性行為の経験があるとのデータが紹介されていました

とすれば

現在では9割以上の女子高生が経験済みなんだろうと

勝手に想像していましたが

実は減少傾向にあるのだとか・・・

異性に恋愛感情を持てない

性や性行為に関心がない

結婚願望がない

そういった若い女性が増えてきているのだとか?!

 

一方若い男性ですが

数十年前

「草食男子」なんて言葉がよく聞かれました

あと「オタク」とか・・・

 

脂ぎった肉食動物的な性欲がない

女性に話しかける勇気がない

そもそもどのような話をすればいいのか分からない

女性恐怖症

傷付くことを異常に恐れる

恋愛より趣味に没頭する

実在の女性より2次元の女性キャラ

 

聞くところによると

年々若い男性の精子の数が減りつつあると?!

並行して男性ホルモンも・・・

 

若い男性の性欲の減退と

恋愛願望の衰退は関係があるのかも知れません。

 

数十年前若い男性に起こった変化が

最近では若い女性に起こっているということ?

 

男と女の交合・・・

想像ですが

原始時代は多分、部族単位で行動し生活を共にしていたと思うので

男女の交合は部族内で行われていたのではないかな?

女は、獲物をたくさん取ってくれ、戦闘力の高い男性を求める

男は、美人で賢く自分に従う女性を求める

 

その部族も人数が増えれば分裂したり

逆に

他の少人数部族を併合したり

その他

部族同士の諍いや紛争もあったでしょうから

一方が他方を襲い、

男や使い物にならない女は皆殺しにする

若い女は略奪し自分たちの子孫を増やすために

連れ帰るとか・・・

 

原始国家が成立すると

権力を巡っての女性争奪戦

庶民については記録がありませんので

どのように男女のつがいが出来たのか分かりませんが

多分、村の主とか長老みたいな奴が決めていたのでは?

 

弱肉強食的な小競り合いは減り

国家同士、存亡を賭けた大規模な戦争となる

戦利品となった女性の数は数桁レベルで増えていったことと思います

当時、

「恋愛」なんて概念あったのかな?

異性を選ぶ事、すなわちそれは自分の運命を選択するに等しかったのだと思います

 

そして

キリスト教とかイスラム教、ユダヤ教、仏教などの宗教が人間社会に浸透していくと

その教えに則った上での男女関係が重要視されていったのでしょう

 

貴族とか武家の社会では

政略結婚が主流だったのでは?

 

日本ではどうかな?

江戸、明治、大正、大日本帝国期の昭和ぐらいまでは

支配層は政略結婚、

庶民は同じ地域の男女とか

その知り合い関係で結婚かな?

恋愛結婚なんてあったのかな???

 

昭和50年ぐらいまでは

「お見合い」が主流でしたね!

釣書とか・・・

仲人が取り持つ中、初対面の男女が会話を交わす。

当時、職業を持ち自活できる女性はまだまだ少なく

夫に養ってもらうという形での結婚が圧倒的に多かったです

相手男性に相当大きな難がない限り、女性から「N0」とは言いにくかったように思います

誰でも結婚できる社会か・・・

庶民の場合

童貞と処女なんて当たり前の社会

まあ、金のある遊び人や支配層は女遊びをしていたのでしょうが・・・

 

昭和50年前後から女性の社会進出が活発となり

一般企業で働く女性は0L(Office Lady)なんて呼ばれていたな!

でも仕事は

お茶汲みとか

電話対応

雑用

コピー機が出来た後はコピー取りとか

そして、男性社員の目に適った女性はデートの誘われ

プロポーズを受ける

そして

寿退社すると・・・

一般企業の女性採用って社内恋愛を促進するための「装置」だったのでしょう

時代的には高度成長時代

 

当時の女性採用マニュアルって酷かったです

かっぺ(田舎っぺ)、メガネ、ブスは不採用とか

家族構成や父親の職業が問われる事もあった

ここに書いてはいけませんが「出生地」とか・・・

 

当時、「就職差別」なんて概念はありませんでした

社員に良質な女性を提供するのも企業の役割!

 

人口が爆発的に増え消費も増える

ものが売れる

核家族なんて言葉が生まれる

大家族が解体され夫婦と子供という単位が生まれる

住むための住宅が必要とされ

洗濯機や家電は勿論のこと、それぞれの家庭に自動車なども必要となる

どんどんモノが売れる

大消費社会・・・

 

一応「恋愛」主流の社会到来

バブル社会

女性雑誌は恋愛特集ばかり

歌謡曲も男女関係とか恋愛主流

映画もテレビドラマも!

 

恋愛って

男女とも「何らかの」努力をしなければなりません。

デートに誘う

プレゼントをする

旅行に誘う

ホンダプレリュードとか

日産シルビアなどの

デート・カーを買う

すごい経済効果!

 

3高?

高学歴

高身長

高収入

勿論ルックスも重要・・・

 

そういう男性を

女性は求める

 

マネー

 

経済力=幸せ

 

チヤホヤされ贅沢に慣れた女性は

妻となっても贅沢を止めず浪費癖が直らない

 

これも大きな経済効果!

 

はて?

人間性重視で結婚に至ったカップルって何%ぐらいかな?(笑)

 

昭和の終わりか平成の始まりがバブル経済崩壊だったかな?

就職氷河期とか・・・

 

バブル期のような浮かれたムードはなりを潜め

分相応

身の丈

自分らしさとか

 

経済が低迷しているので

就活も大変

「勝ち組」

「負け組」

なんて流行語も出来ました

 

経済力の無い男に女性は見向きもしない

格差社会

 

恋愛って何だろう?

恋愛って「恋」と「愛」

恋する?

何に?

相手の人柄?

性格?

人間性?

あるいは

顔?

高身長?

収入?

 

愛も同じ

男女とも相手の何を愛するのでしょうか???

 

恋愛結婚とか

恋愛社会とか言いますが

よく考えると

「恋愛」の定義って

確固たるものがあるのかな?

 

最近の若者・・・

異性との出会いが無い

異性に話しかけられない

何を話せばいいのか分からない

傷付くのが怖い

 

 

今や男女の出会いは

マッチングアプリが主流だそうです

男性には登録料が課せられる

顔写真とプロフィールを登録

趣味とか価値観が近ければ

リアルで出会ってみる

ネット空間では

日常生活では出会えないような異性に出会うことが出来る

選択肢が増える

ちょと古いですが

結婚相談所もあるそうです

 

いい事ずくめみたいですが

よくよく考えてみると

リアル社会で相手を見つけることが出来ない男女が

ネット空間を彷徨っているとも言えそうですね

その辺りを理解した上で相手探しをしなければなりません

ある意味

職場での恋愛とか

知人の紹介とか

お見合いより

違った意味で「難しい」かも知れません

 

マッチングアプリに次に来るものは何かな?

ズバリ!「AI」でしょうね

血液型は勿論のことDNA情報、家族構成、職業

健康状況、身長、体重、身体能力、学歴など

ありとあらゆる情報を入力し「アバター」を作成する

AIがアバター同士の相性を判断しマッチングする

本人同士が会わずともネット空間でアバター同士が

模擬恋愛を展開する

AIが相性を判断する

結婚可能か

結婚不適格かも判断する

 

何か大昔

コンピュータが結婚相手を決めるというSF映画があったな!

将来的には、そのような時代となるのかも知れませんね

 

 

 

NHKニュースより

 

・・・転載開始・・・

 

05月19日 12時17分

 

富山県が若い世代を対象に行った結婚に対する意識調査で、晩婚化の理由を尋ねたところ、「独身生活のほうが自由だから」とする回答が最も多くなりました。

調査は、少子化対策などに役立てようと、富山県が去年18歳から30代までの県民2000人を対象に実施し、あわせて576人から回答を得ました。
このなかで、未婚化や晩婚化の理由を複数回答で選んでもらった結果、「独身生活のほうが自由だから」を選んだ人は全体の60.1%にのぼったほか、「結婚に対する世間のこだわりが少なくなったから」を選んだ人は40.6%、「女性の仕事や育児に対する負担感や拘束感が大きいから」が33.3%などとなりました。
また、少子化対策が拡充されても子どもを欲しいという気持ちにならない理由としては「自分の趣味の時間を大切にしたいから」を選んだ人が37.6%にのぼったほか、「日々の生活が忙しく自分のことなどで精いっぱいだから」が23.2%となりました。
富山県内の婚姻数は、近年では平成10年の6354組をピークに減少傾向が続いていて、おととしには3496組と、統計のある明治32年以降で最も少なくなっています。
県は「結婚に対する若い世代の考え方が大きく変わっていることがわかった。要因を詳しく分析し対策に取り組みたい」としています。

 

・・・転載終了・・・