金正恩氏「韓国は第1の敵国」 南北対話・交流担う3組織を廃止
https://news.yahoo.co.jp/articles/563f4aa4260f22de0bce2ecdf852fcae44dd66d7
「韓国は第1の敵国」か・・・
カリアゲ君の大決断!
韓国との対話や交流を担う祖国平和統一委員会
民族経済協力局
金剛山国際観光局
の廃止を決めた。
理由は
「一つの民族、一つの国、二つの制度に基づいたわれわれの祖国統一路線と明らかに相反する『吸収統一』『体制統一』を国策と決めた大韓民国とはいつまで経っても統一を成し遂げることはできない」
か・・・
日本が連合国軍に敗北し、朝鮮半島統治が終了。
その後、朝鮮半島は南北に分離しました。
北朝鮮の南進によって朝鮮戦争が始まりましたが、
あれは、北朝鮮が実力行使で半島を統一しようとした争乱だったのでしょう。
韓国は敗走に敗走を重ね、釜山あたりまで追い詰められましたが、
米軍が仁川上陸など電撃作戦を連発し、現在の38度線まで押し返しました。
これが現在の国境ですね。
しかも、両国は現在休戦中です。
アメリカの統治が終わって78年ほど・・・
同じ民族、同じ言語を使用する南北両国家ですが、
北は共産主義
南は民主主義
もう、全く違った国家と言っても間違いではないでしょう。
サッカーなど、スポーツの場面で両国の選手がハングルを使ってコミュニケーションを取ろうとする場合、同じ言葉でも微妙に意味が違っており、正確に伝わらないらしい。
言語って、時間の経過と共に変化しますし、蓄積された文化によってもニュアンスがかなり変化してきます。
このまま、あと50年~100年経過すれば、
例えるならば、現代日本人が平安朝の貴族らと会話を試みるほど発音も意味も変わってしまうのではないかな?
同じ言語を使用するが,国が違うケースって結構あります。
すぐ思いつくのはイギリスとアメリカ。
インドも英語か・・・。
オーストラリアも!
西欧の植民地政策の影響で南米にもスペイン語圏があります。
まあ、それはいいとして・・・。
文在寅大統領時代、必死に北とコンタクトを取ろうとしていました。
あれは一体何だったのでしょう?
文在寅は本気で南北統一の礎を作ろうとしていましたが、
彼の統一構想では、南が北を統一するのか?
それとも北が南を統一するのか?
コンセプト的にどちらだったのでしょうね?
ブログ主の考えとしては、後者の方ではないかと思うのですが、
そんな構想は、米国によって木っ端微塵に吹き飛ばされてしまいました。
米国の横槍が原因だったとしても
北から見れば、
文在寅の「裏切り」に見えても仕方がないですね!(笑)
案の定、文在寅は、任期後半、北から無視されるようになりました。
もう、誰がどう考えても、朝鮮半島統一は無理で、
南北両政府は38度線を国境として終戦を宣言し、
正式に国交を樹立した方がいいのではないかな?
そうなれば北朝鮮は日本とも国交樹立を求めてくるでしょう。
その時問題となるのは、戦後補償の問題かな?
でも、確か、日韓請求権協定は、韓国を朝鮮半島唯一の正式国家として認知し、
朝鮮半島全てに対して処理したものなので、
北朝鮮は日本政府に対しておかわりをねだるのは難しい・・・。
金正恩氏はどうするつもりでしょう?
Yahooニュースより
・・・転載開始・・・
1/16(火) 10:14配信
聯合ニュース
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は16日、最高人民会議(国会に相当)が15日に平壌で開催され、韓国との対話や交流を担う祖国平和統一委員会と民族経済協力局、金剛山国際観光局の廃止を決めたと報じた。
同通信は会議で祖国平和統一委員会などの廃止を決めたことについて、「一つの民族、一つの国、二つの制度に基づいたわれわれの祖国統一路線と明らかに相反する『吸収統一』『体制統一』を国策と決めた大韓民国とはいつまで経っても統一を成し遂げることはできない」と主張。「大韓民国をこれ以上和解と統一の相手と見なすことは深刻な時代錯誤だ」と強調した。
金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)は会議で行った演説で、「同族意識がなくなった大韓民国とは統一の道を共に歩むことはできない」として、「北南関係と統一政策に対する立場を新たに確立し、平和統一のための関連団体をすべて整理したことは必須不可欠の工程」と述べた。また、憲法から「自主、平和統一、民族大団結」といった表現を削除し、韓国を「第1の敵国、不変の主敵」と見なす教育事業の強化を明記すべきだと指示した。そのうえで、「戦争が起きた場合は大韓民国を完全に占領し、共和国の領域に編入する問題」を反映させることが重要として、憲法改正を次回の会議で審議するよう求めた。
会議では昨年の予算決算や今年の予算編成についても討議が行われた。今年の支出は昨年より3.4%増額し、支出総額の44.5%を経済発展や住民の生活改善・向上に充てることにした。金正恩氏は「人民生活の向上で最も重要な問題は首都と地方の差、地域間の不均衡を克服すること」と指摘。地方に毎年20の工場を建設し、10年以内に住民の生活水準を高める政策「地方発展10×20」を推進する計画を明らかにした。
国防費予算は総額の15.9%で前年の水準を維持した。国防費は2021年の党大会で提示された国防科学発展と武器体系開発5カ年計画に使われる。金正恩氏は当時、極超音速兵器の開発や超大型核弾頭の生産、1万5000キロ射程圏内の攻撃命中率向上、水中・地上固体燃料式の大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発、核(原子力)潜水艦・水中発射核戦略兵器保有などを5年以内に達成するよう指示していた。
・・・転載終了・・・