台湾総統選、民進党の頼清徳氏が当選 同じ政党が3期連続政権へ

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d2be63d329e602aaf56c536c012b2380f6b495a

 

 

 

2024年は国家元首関連の選挙が多いのだそう・・・。

まずトップが今回の台湾総統戦。

あと、

ロシアとかアメリカ

それからインドネシア

メキシコ

その他

EU

インド

南アフリカ

イギリスで総選挙・・・。

 

ん?

岸田首相が息していないので

総裁選があるかな?

衆議院選も前倒しであるかも?!

 

台湾民進党の頼清徳氏は独立派です。

中国としては厄介な存在。

で、中国ハッカーによる妨害工作や偽情報拡散など、

中国は台湾総統戦に悪質な介入をしてきました。

目的は

中国を統一したいがため・・・。

 

話は遡りますが、

第二次世界大戦。

戦勝国の中に中国が含まれていました。

当時の中国は、蒋介石率いる国民党の中国・・・。

第二次世界大戦終了後、

中国では国民党軍と共産党軍との間で内戦が勃発。

国民党軍は敗走し台湾に逃れました。

国際連合が発足した際、常任理事国は

たしか中華民国(台湾)だったのでは?

それが今の台湾政府。

その後、米英ソ連などの戦勝国は、アルバニアからの提案もあり、

1971年、常任理事国を中華民国から中華人民共和国に変更しました。

以降、中国とは中華人民共和国を指し、

台湾は「地域」と認識される結果となりました。

 

台湾危機・・・

中国が台湾を武力で取り込むのではないか?

中国戦闘機が台湾上空に侵犯したり、

アメリカ軍機を挑発したり、

アメリカ軍を牽制する姿勢を強くしています。

 

アメリカは一応、「一つの中国」に理解を示しています。

台湾が独立国家となることを支持するわけではない・・・。

でも、中国が台湾を挑発すると、アメリカは対抗姿勢を見せます。

よく分かりません。

現状変更は好ましくないという意味でしょうか?

 

アメリカは第2次世界大戦時、日本と対峙する国民党軍に軍事援助を行っていました。

内戦時も共産党軍の拠点に空爆を行っていましたが、

いつしか軍事援助は細り、

国民党軍は力を失っていきました。

まあ、当時のアメリカはソ連と対立しており、

それに加え中国共産党軍と事を構えるのは戦略的に困難を伴うといった事情もあったのでしょう。

 

それにしても、

1949年台湾政府成立、

そして国連から追放される1971年までの22年間、

台湾は国連常任理事国だったわけで、

この意味は決して軽くはないと思いますけど・・・。

 

話は戻りますが、台湾総裁選。

習近平国家主席は、平和的統一を口にしていますが、

どこまで信用していいものやら・・・。

今後、中国統一に向け経済面や軍事面で台湾を圧迫、

AIIBか何だか知らないけれど、途上国に資金援助して中国の手下にする。

そして国際世論を中国側に向けると、

油断も隙もない工作を展開していくでしょう。

台湾にとってかなり厳しい状況となるのは確かです。

 

それから、台湾も尖閣の領有権を主張していますので、

中国が台湾を取り込んだとすれば、日中間の領有権争いは更に激化し、

場合によっては戦争に巻き込まれるかもしれませんね!

 

 

 

 

 

Yahooニュースより

 

・・・転載開始・・・

 

1/13(土) 21:02配信

 

台湾総統選での当選が確実になり、記者会見に臨んだ民進党の頼清徳副総統=2024年1月13日午後8時43分、台北市、畑宗太郎撮影

 台湾・蔡英文(ツァイインウェン)総統の後継を決める総統選が13日に投開票され、中国との統一を拒む与党・民進党の頼清徳(ライチントー)副総統(64)が、対中融和路線の野党・国民党の侯友宜(ホウユーイー)新北市長(66)らを破り、当選した。侯氏が敗北を認めた。頼氏は米国などと連携して防衛力を強め安全を守る方針だ。「統一は歴史の必然」とする中国の習近平(シーチンピン)指導部が圧力を強めるのは必至で、中台の緊張が一層高まる可能性がある。

 

 総統は1期4年で連続2期まで。1996年に総統直接投票が導入されてから、同じ政党が3期続けて政権を担うのは初めて。新総統は5月20日に就任する。

 

 選挙は、8年近い民進党政権の継続を認めるかが最大の焦点だった。頼氏は野党から、対中関係停滞の責任や長期政権の「緩み」などを批判され、期待した若者層の流出を招いて最終盤まで混戦を抜け出せなかった。

 

 だが、中国の軍事や経済的な圧力に対し、蔡氏の親米路線を継承し、貿易の対中依存からの転換を進めて台湾の安全を守ると主張。中国による選挙介入疑惑への反発も追い風に、台湾アイデンティティーを重んじる支持層を固めた。

 

 頼氏は中国から「台湾独立派」として批判されてきた。中国による台湾への揺さぶりが強まるのは確実で、新政権は難しい対応を迫られる。(台北=石田耕一郎)

朝日新聞社

 

・・・転載終了・・・