国内外全車種を出荷停止へ 認証不正、ほぼすべてに拡大 ダイハツ

https://news.yahoo.co.jp/articles/74e212d9f40110083c62e5076f1979060b58c133

 

 

 

ダイハツが不正行為

側面衝突試験の認証申請を巡り不正発覚か・・・

 

最近の車は、万一強い衝撃を受けた場合、運転席や助手席のエアーバッグが作動するだけでなく、ドアの上や運転席の下部に設置されたエアーバッグも作動するそうで、

ダイハツの不正は、側面からの衝撃に対して、センサーでエアーバッグが作動するのではなく、

タイマー仕掛けだったとか?!

それから、同じく側面から衝撃を受けた際、ドアロック自動解錠が正しく機能しないことも判明・・・。

 

ブログ主が通勤に使っている国道近辺にダイハツ町ってあるな!

名前の通りダイハツ工業の城下町です。

ダイハツ工業発祥の地。

 

ダイハツって、軽四のイメージが強いかな?

最近日本では、セダンは殆ど売れず、

SUVとかミニバンとかワゴン車、そして軽四がよく売れています。

特に軽四は、税金面や経済面でメリットが多く、また、車体が小さいため、小回りが効き、

駐車スペースにも困らないと、いいこと尽くめですね。

でも、車体のサイズに制限があるため、居住空間とエアバッグなどの安全装置を確保する空間の両立は難しく、安全面を優先すれば居住空間が狭くなり、居住空間を優先すると十分な安全対策が難しいというジレンマがあります。この両者を両立させるのがエンジニアの腕の見せ所ですが、

残念ながら、どのような事情があったのか分かりませんが、不正に手を染めたという事でしょう。

 

でも、いくら安全対策を講じたとしても軽四は軽四。

トラックやバスに追突されると紙くずのような姿に変貌。

居住空間も押し潰され、生存率0・・・。

この無惨な姿を見ると乗る気が失せます。

まあ、大きな事故というのはほとんど高速道路で起こりますので、

日常、主婦や女性が一般道で運転する限り死亡事故の心配はほとんどありません。

 

さて、不正とか偽装、告発と聞いて思い出すのは「日本冷蔵」とか「東洋ゴム」

それから「姉歯設計士による耐震設計偽装」かな?

「日本冷蔵」はあの巨大企業「雪印」の不正を告発しました。牛肉関連だったと記憶しています。

「東洋ゴム」は地震対策でビルの揺れを中和するゴムの構造物の耐震性能を偽装。

「姉歯さん」は全くデタラメの耐震設計をして問題となりました。

これ以外にもいろいろあったと思いますが、

これらの不正を見る限り、日本企業や日本人は、

どうやら実直でもなく

真面目でもないのかもしれません。

 

ダイハツは現在、対策に追われているようですが、全工場がストップし、受注も停止しました。

ん~

これは・・・

ダイハツが大打撃を受けるのは勿論のことですが、下請けも困るでしょうね。

あと、上にも書きましたが、

城下町と言うか、

ダイハツや下請け工場従業員相手の飲食業などは閑古鳥が鳴くことになりそうです。

死活問題です。

 

この偽装事件・・・

多分内部告発。

 

現場には内部告発せざるを得ない事情があったのでしょう。

トップは寝耳に水でしょうね。

でも、現場の状況を日常から把握しておかなければならないのは管理職の業務。

それを怠った罪は大きいかな?

しかも、ダイハツ以外、様々な業者・業種に衝撃が波及しています。

そう考えるなら、やはり大企業のトップは、

社員、従業員は勿論のこと、その他関係業者の生活を守っていく立場にあるという自覚が必要だと思います。

 

 

Yahooニュースより

 

・・・転載開始・・・

 

12/20(水) 7:39配信

 

 ダイハツ工業による新車の試験認証不正で、対象車種がこれまでの6車種から、現在生産しているほぼすべての車種に拡大することが20日、分かった。

 

 同社は同日、国内外で生産している全車種の出荷を停止すると発表。国内トップクラスの小型車メーカーの不正は、経営を揺るがしかねない異例の事態に発展した。

 

 ダイハツは同日、第三者委員会による調査結果を国土交通省に報告した。報告書によると、新たに25の試験項目で174件の不正が判明。国交省は事態を重くみて、21日に同社の立ち入り検査に乗り出す。

 

 奥平総一郎社長と親会社のトヨタ自動車幹部らが20日午後、東京都内で記者会見し、詳細を説明する。トヨタグループでは、日野自動車でもエンジン認証不正が発覚しており、親会社の責任も問われそうだ。

 

 ダイハツは4月、トヨタブランドを含む海外向け4車種について、側面衝突試験の認証申請を巡り不正があったと発表。さらに5月には、国内向けの小型SUV(スポーツ用多目的車)「ロッキー」のハイブリッド車(HV)と、トヨタにOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているHV「ライズ」でも不正が判明し、生産・出荷を停止した。

 

 弁護士らによる第三者委員会が不正行為の全容解明と原因の分析を進めていたが、調査は長期化。ダイハツとトヨタは10月中旬以降、国内向け2車種について、生産再開の見通しが立たないため顧客からの注文を順次取り消すなど、影響が広がっていた。

 

・・・転載終了・・・