ロシア軍の損失膨らむ 冬場控え東部で激戦―ウクライナ軍は渡河

https://www.jiji.com/jc/article?k=2023102300917&g=int

 

 

 

最近メディアはハマス・イスラエル間の紛争を主に報じていますので、

ウクライナ情勢は影に隠れた感じかな?

 

来年2月で2年目に突入。

前線は膠着状態。

 

ウクライナって、ロシア周辺国家の中では領土的に大きな方ですね。

でも、ロシアに比べると国力差は歴然としています。

加えてロシアはエネルギー資源もふんだんに持っている。

 

ウクライナは西側諸国から送られてきた先進的な武器を手にロシアと戦っています。

イスラエルやドイツの強力な戦車もあります。

 

ウクライナが単独でロシアと戦えば、勝ち目は無かったと思います。

西側からの武器弾薬の提供があるので互角の戦いとなっている。

 

この戦争いつまで続くのでしょう?

ロシアはイランや北朝鮮その他親露国家から武器弾薬の提供を受けているものと思われます。

終わりのない消耗戦・・・。

犠牲となるのは両軍の将兵とウクライナ市民。

武器弾薬、兵器、将兵の消耗が激しいのはロシアだと報じられています。

これは西側の報道。

一方ロシアでは、多分、全く逆の内容が報じられていると思います。

なぜって?

ウクライナでは頭上からロシアのミサイルや爆弾が落ちてきますが、

モスクワでは落ちてこない。

 

大東亜戦争でも日本の庶民は、米軍の爆撃機に頭上から爆弾を落とされて初めて、

戦時中であることを実感したという。

爆弾が炸裂して死者が出るまで、大本営発表を鵜呑みにして

「神国ニッポンは絶対勝つ」と信じていました。

 

ウクライナの善戦がよく報じられますが、

市民が被った被害を考えれば、優勢なのはロシアであることは確かですね。

 

なので、モスクワでは反プーチン活動も起こらないし、

クーデターも起こらない。

プーチン大統領失脚という事件も起こらない。

 

ただ、ロシアからの派兵は、モスクワ以外の周辺地域からが主となっており、戦死者も周辺民族に集中しています。そのあたりの不満がどのような形となって現れるのか?

また、仮に周辺民族蜂起の兆候があれば、誰がその事実をプーチン大統領に伝えるのか?

これは大きな問題ですね。

事実を伝えるには自分の命と引換えに、という覚悟が必要かもしれません。

そのあたりを考えれば、自然死を装ったプーチン大統領暗殺というオプションも考えられなくもない・・・。

いずれにせよロシアでは、今後何か大きな動きがあるかも知れませんね。

 

一方のウクライナ・・・

ゼレンスキー大統領が全世界に向かってロシアの悪行を訴えていますが、

親露国家の耳には届かないでしょうね。

 

そんな中、ユダヤとイスラムの衝突がガザ地区で勃発。

ガザ地区では死者が6000人に迫ろうとしています。

イランは「看過できない」とコメント。

ヒズボラなど他のイスラム武装組織も慌ただしく動く。

イスラムに対する憎悪

ユダヤに対する憎悪

そんな事件もチラホラ出てきだした・・・。

今後、イスラエルを支持する西側諸国でテロが起こる恐れがあります。

そして、それに対する報復。

泥沼ですね。

 

テロが頻発し多くの市民が犠牲となり、住宅やビル、発電所などのインフラが破壊されれば、

西側諸国はウクライナへの援助を継続することが出来るのでしょうか?

 

ハマスの暴発によって世界情勢は書き換えられ、ウクライナ戦争にも色濃い影響が出てくるのは確か。

さて、プーチン大統領は喜んでいるのか?

それとも困惑しているのか?

イスラエルのネタニヤフの本音は?

バイデン大統領の思惑は?

 

イスラエルは地上戦も辞さない姿勢ですが、

始まれば最悪の事態に突入すると思います。

収拾がつかなくなるでしょうね。

 

中東=石油=オイル・ダラー戦略

 

テロ勃発の懸念に加え

エネルギー危機?

ヤバくなってきたな・・・。

 

 

 

 

 

時事通信より

 

・・・転載開始・・・

 

2023年10月24日07時54分

 

 【パリ時事】ロシア軍がウクライナ東部ドネツク州で総攻撃を仕掛けている。戦場の冬季入りを目前に控え、ウクライナの攻勢をくじいておくのが狙いで、22日も同州アウディイウカなどで激戦が繰り広げられた。ウクライナ軍は徹底抗戦で踏みとどまっており、ロシアは兵力の損失が膨らんでいるもようだ。

 「アウディイウカと(さらに南方の)マリンカ方面は特に(戦闘が)激しい。ロシアの攻撃はおびただしいが、われわれの陣地は守られている」。ウクライナのゼレンスキー大統領は22日、前線の兵士らを鼓舞した。

 アウディイウカはウクライナにとって「抵抗の合言葉」(ロイター通信)となっている地区。ロシアの侵攻に対する反転攻勢で象徴的な意味を帯びており、防衛にも力が入る。

 ウクライナ側の情報では、ロシアはアウディイウカ周辺で過去1週間に推計5000~6000人の兵士が戦死した。米シンクタンク戦争研究所は22日、ロシアが前線に部隊の増派を続けていると指摘。ウクライナのポドリャク大統領府顧問は、ロシアには「自軍は人的損害を気にせずに戦える」と示す狙いがあると分析する。

 一方、ウクライナ南部ヘルソン州では同国軍部隊がドニエプル川を渡り、ロシアに占拠された東岸に足場を設けたと伝えられる。南部クリミア半島とロシア本土を結ぶ「陸の回廊」の分断に向け、一歩前進した形だ。

 ただ、タス通信によると、ロシア軍は22日の戦闘でウクライナ軍のボート部隊を撃退したと主張。川を舞台に攻防が展開されているもようで、ウクライナが占領地へ前進するための橋頭堡(きょうとうほ)を東岸に築けるかは予断を許さない。

 

・・・転載終了・・・