画像を撮影した場所は


地元の「立体駐車場」でして


別に場所を言いたい訳では無くて(笑)


この場所に乗り入れる為には


「それ相応の車高を確保しなければならない」


事が当たり前に存在し



クルマ好きとしては


そして車高に拘る人には


「進入自体が困難過ぎる」


場面に多々直面する日々を送られていると思います(笑)



今回何を改めて言いたいかと言うと






エアサス。


純正では無く社外品のシステムでのお話。



かつてセダンでも


そして今の若いオーナーさんには想像できないかもしれないけど


00y以降のZやスカイライン(Z33にV35)


これもエアサスメイクは珍しくなかった


・・・むしろ落ち幅に余裕のある車高調なんて皆無に近かったし・・・苦笑



もう1つ先に言わせて貰うと


今は主役級となってる


Zにスカイライン


これはウチもお付き合いのある数社のメーカーさんは


いや業界殆どかも・・・


とにかく


かつて全くと言っていい程


ココまで盛り上がる事を「否定していた」と言っても過言ではないと(笑)




時代は流れ


セダンも車高調派の人の方が多く


クーペもしかり


SUVもしかり


正に時代は車高調の百花繚乱



人気車種も大きく変動したと思います


同時に


人気が無くなってるのを肌で感じるジャンルも有ります



では本題



社外エアサス。


今はどちらかと言うと昔ほど組んでるオーナーさんが居ない気もしますが


「生足」の車高調が人気ですよね



エアサスに目が行かない皆さんの理由を


僕なりに並べると



・単純にキットも工賃も高い


・トラブルに遭う可能性を持っている


・メンテナンスが必要で同時にコストも必要



と、この3つの原因を「車高調」は全て取り除けるので


(厳密に言えば全然そんな事無いんだけど)


やはりイマイチ浸透しない現状なんだと思います


がしかし。



例えばこの状態が



車高調で実現できるか?


答えは「出来ます」になりますが


走れますか?


との問いには「とても費用が掛かるでしょう」し


そもそも


このセグメントの車種なのに


「何処へも行けれません」


という結論付きです(笑)



それなりのホテルに乗りつけたいとか


繁華街へ買い物に出掛けたいとか


日常でも何でもない用事でも使用したいとか



あらゆる事案に


「社外エアサス」


は対応可能。



死ぬほど便利です(笑)



よくですね


「エアシリンダータイプのカップ方式では?」


と聞かれますが


既存の車高調の車高と乗り味に満足してて、万が一の際は上げたい場面が有る・・・


と言う人にしかおススメは出来ないです・・・



エアサスの良い所は


「走行車高より”上げ”も”下げ”も出来る」


事が冥利。



あ、それから車高調派の人にも多く聞かれる質問の1つが


「社外エアサスの乗り味と高速追究性能」


ですね



コレは乗り味に関しては走行車高とアーム類、タイヤサイズに銘柄


そして車種によるんですけど


「概ね快適」と言えます



んがしかし


「高速追究性能」


の面で言えば


どう考えても車高調に軍配が上がります




なので以前書きましたが


KAZ-SUSさんの提唱する


「2独のシステムにフロントのスタビを強化する」


これが自分で試しても1番分かり易く使いやすく


そして


飛ばしやすいですね・・・。



クアトロポルテに関しては


リヤを調整式スタビリンクを製作し取り替えたので


また追込みです




ダラダラと書きましたが


何が言いたいのか簡潔に言うと



「その停止車高でも滑走可能にする」と言う事はヒジョーに魅力ですが


もはや今、その多くが


「アタリマエ」に捉える


カスタムフリークも多いですよね・・・



下げる


キャンバーを付ける


リム深度の深いホイールを履く


たぶんどんな車種でもこの魔法を掛けてやればカッコ良くなります(笑)



がしかし


もう今はアタリマエに


「みんなが”やっちゃってる”」


事にもなって来てますよね?


カッコが実際に良くても、それが僕としては面白く無い(笑)



それと以前から言う様に


「車高そのもの」がフューチャーされてて


車高調とアームは超高級


ホイールも絶版超ドレア品


だけどタイヤは3流タイヤ


というカスタムを見掛ける機会が増えたのも自分的に・・・苦笑





何度も言うけどエアサスは難しい事が沢山有るのです



・停止車高と走行車高の見た目が剥離しない事


・よってネガティブキャンバーはかなり考えて取り組む必要アリ


・よってホイール&タイヤサイズの選定は困難を極める


・よって足元以外の細かい部分へも配慮して行く必要が有る




って事です


セダンでもクーペでも外車でもそうだと思います



シャコタン&ネガキャン全盛の今


例えば32シーマとかG50プレジとか


今ならエアサスで敢えて乗りたいんですよね・・・



あらゆるところを交換する


あらゆるところを加工する


あらゆるところを対処する


あらゆる事案にガマンする



以上が出来るのは概ね20代までです(苦笑



そもそもが


「段々下げていってこうなりました」


と言うのと


「最初からそれ狙いで仕上げました」


ではもう全然


全然見た目も雰囲気も違うんですけど・・・



あまりそこを考える人、見る人、評価する人は・・・


まぁ昔から少ないか・・・苦笑



ボクはメーカーでは無いので何とも言えませんが


逆にお店だから思う事なんですけど



仮にこの先


エアサスシステムが30万円台で登場すれば


かなり色々と変わって行くんじゃなかろうかと思うのであります



いや必ず


今のシェアが逆転する勢いで増えると思うのです



そもそも


車高調で追い込み過ぎて


日常の生活で使えない


でも!


イベントが有るんだ!


と言う考え方は



これだけイベントが減少してる現在を・・・


見渡すと・・・


何とも言えないトコですよね・・・



何も今回


「エアサスにしよう!車高調はダメだ!」


と言ってる訳では有りません(笑)



何事も取り組む前に


「こういう狙いで」


と言うのをハッキリしてから


アイテムチョイスする事を


以前より強く強く


おススメしているのであります・・・。



ただ


「自ら不自由にした脚廻り」


の束縛から


売る人


飽きちゃう人


を昔より多く見るんですよね・・・。


それが残念なのです




と言う訳で


お店の車両や同調してくれるお客さんの車両で


エアサスのアレコレを色々と思案中であり


ボク自身初心者なので勉強勉強の日々であります・・・苦笑