クルマ離れとはよく聞くが


逆に何故クルマ「好き」にならないといけないのか(笑)



ボクはゴルフをしないが


よく「ゴルフしろよ、付き合い拡がるし、良いもんだよ」


と言われるのが少々面倒である(苦笑)


嫌いでは無く、「自らやろうとはそこまで思わない」


と言うのが現実なのであって


楽しそうだなぁとは


思わなくはないのであるってのも本音



で、コレは今回のハナシなんだけど



ボクはこの業界に携わるキッカケがクルマ本体に何かと言われたら


確実にそれは「車高」や「エアロ」でなく


「タイヤ」と「ホイール」という必ず組み合わさるコレに尽きる



どんなクルマでも地面を走る限り、確実に必要とされる上に


あらゆる人が車を乗るように、あらゆる使用用途と趣味嗜好が無限にある訳で


そこを「好みの物に交換する」と言う点が醍醐味なんだけど



で、本題に入れば


以前にも言った様に


ボクは極度で無いにしても


日本人の典型的パターンに乗っとり(笑)


「レア品」 「廃版モデル」 「高級品」


というのが好きなんだけど



そこへオリジナルに「手を加えて好みに仕上げる一品」


はどうかと言うと


「出来ればなるべくはあくまでメーカーの製造販売したオリジナルモデルが良い」


と思う方なので



今やもう定番と言っても過言ではないホイールのカスタムメイクは


これまた10年ほど前の「なんだコレ?」となっていた時代と比べ


思考や見方そのものを変えないとイケないのかなと


思う訳です



んがしかし



これまた逆に買う立場に立つと


「ある程度に頑張れば買える範囲の価格」で


「出来れば他人様が簡単に履けず買えず」のホイールが良い


と思ってこれまたアタリマエ



足廻りの自由度を拡げるアイテムが氾濫する今


もう


「限られたサイズを何とか入れ込む」


というのは、一昔前のハナシなんだろうなぁ・・・


とも思う訳で



足廻りのカスタムの自由度が広がれば


吊られてホイールのサイズも拡充し


本来履けなかったのが履けちゃうという


コレに対応するホイールもまた


中々に限られる訳で・・・



前回も言った話なんだけど


どうも最近


メーカーさんは流行の後追いをするようになってる気がする


後追い、というよりアメリカの流行の発信に煽られるというか・・・



今みたいに情報過多じゃ無かった時代には


「ドヤ!」


というホイールは日本にも海外にも沢山有って


どれも個性的で


どのメーカーさんもイケイケで


「欲しかったら買えよ」


「良かったら履けば?」


的な挑戦的ムードも


「コレが今度は流行るかもだぜ!」


という投げかけのムードも有った気がします



ホントに昔は


「今の流行のデザイン、メーカーとか何?」


と聞かれる話が多かった



でも逆に今はホントーに少なくて


純正ホイールがココまで大径化し見た目も進化すれば


それもまた当然



そんな中


「あえて」


ホイールを取り換えるというのはこれ、費用対効果を昔と比べちゃイケナイと思う



なにかこう


本来は「前年比」で販売数を比べちゃイケナイ、そんなジャンルの筈なのに


やはり法人格で継続して行く為には1つの指針も必要な訳で・・・



色々とこう


メーカーさんの思惑や事情


ユーザーさんの思惑や事情


そして時代背景



が年数とともに色々とズレて来てて



でも変わらずに居るのは


ウチでも一定数は


「必ずこのブランドの、しかもこんなサイズじゃ無きゃ嫌」


というユーザーさんは居る訳で



それって、メーカーさんが新作で出すホイールのソレとは


大きくかけ離れてると思うの・・・です



で、長々ハナシして言いたい事と言うのは



「リム深のBBSとかOZがもしも当たり前に購入出来たらどこまで買うのか」


そして


「それは定価が高くても4本80万でも100万でも買うのか」


という疑問と



それと・・・


「いつまで無いモノを追い続けるのか」


という疑問・・・。





昔も今も


新品で買えれるならば


欲しい人は買う



当時はそんなに居たかと言うと


時代背景考えれば


今くらい少ない気もするし・・・




高嶺の華で売れないから希少価値は相対的に上がり


実売数が少ないから威張り度が効いて当然



がしかし、あえてそのゾーンに


メーカーさん自身が切り込んでほしいナァ・・・



誰しもがブレーキキットを取り換えれる訳で無く


誰しもが新しいクルマでチャレンジする訳でも出来る訳でも無い



現に「手に入らないが製作は可能」な事だけを追いやるのではなく・・・


ユーザーさんが「選択するのは自由」ですからね・・・



メーカーさんもメーカーさんの都合は有るんだけど


実際に「お金を出して買うのはお客さん」という絶対な現実



是非是非ホイールメーカーさんには頑張ってほしいと


マジで思うのです


コレは逆に考える良い機会



じゃないと日本のタイヤメーカーみたいに


昔のフラッグシップは逆にオマケ的存在に


そうなると・・・嫌なんですよね・・・(笑)



少なくとも、これからもっと先は


「敢えてお金を出してホイールを取り換える」


人が「ますます減少」して行くに間違いは無く



元々その性質上、タイヤよりも完全に


「趣味嗜好で自ら取り換える」パートである


ホイールまでもが


エコエコになるのは・・・


元気が有るのは海外ばかり、みたいな液晶業界事情みたくなるのは・・・



寂しいですよね・・・。



だからってのも有って、PP社のホイールは取り扱ってたりします。


理由


新品で任意のサイズで買えるから。


少なくとも、そう思うボクの出来る今現在の上限の事です。


お陰様で、1年1年お問合せやお買い上げして下さる人が増えました。



スタッフにも言われるし、ボク自身思わない訳じゃない事が有ります


「コレはMAEじゃないですよね?」


ええ、そうです。


もしもそちらをご希望であれば、ご自分で渡独されて


それがどんなに困難な事か逆に知って頂きたいです(苦笑)



それならば


出来ればPCDを指定出来、出来ればインセットとリム深度を選びたい。


そして間違い無く手元に届き、品質的にも問題無い。



1番最初のゴルフのハナシじゃないけど


「おっ?買えるなら手に入れて21インチとかも有るならクルマ作ってみようか」


ってキッカケにでもなれば余計に幸いでして



ユーザーさんの目が肥え、アイテムが氾濫する今だからこそ


逆にホント


メーカーさんの


頑張りが見たいナァ・・・という願望です・・・(笑




メーカーさんも悪くないし


ユーザーさんも悪くない



だけどユーザーさんが色々と取り替えていく自由は


「費用を費やしてでも、行いたい欲望という現実」なので



やっぱり・・・ね。