タイヤ屋の時はあんまり思わなかったけど



独立して今のお店の形態で


軽トラの10インチから


エキゾチックなクルマの21インチや22インチまで扱うお店


しかも


アジアンからヨーロッパ、日本製までって考えると


有りそうで中々無い気もしたり・・・


しかも


タイヤと言うと、どうしてもお店が贔屓にしてるor付き合いのあるメーカーを使う事も多く見られ・・・


ウチはその点


今のところ何もないので・・・(笑)




何度も言う事ですが


ウチはお客さんに無理強いはしないので


予算と希望に近いモノをご案内してるつもりでは有るんですけど



この仕事を20年やって来て


どんどん「どんな性格のタイヤでどんな見た目なのか」というより


年々と「限りなく予算を重視する」人が増えて来て・・・



仕方がないと思いつつも


まあ


寂しいですよね(苦笑)



がしかし


これほど価格に見合う体感出来るアイテムも少ない訳で



どうしようもないタイヤから


数段上のタイヤに交換した際


数メートルも車を動かせば気付いたり・・・



歳を取ってきたせいなのか


昔とクルマに対する観点が、特にここ1~2年で変化して来てですね



クルマを自分の思う様にカスタマイズする


そして勿論自動車である訳で


走らせる・・・


コレが如何に両立するか



若いユーザーさんがよく


「イベントやMT、遊びもしなきゃイケナイし、減るタイヤにコストは掛けれん!」


と言われるんですが



いやそれボクもそうでしたし


それはそれで全然良いと思うんです



んがしかし


今の仕様で満足だ


もう手放してもイイとか


これからは維持だけでイイとか


そう思えた時に考えてくれたらなーと思うのです



「高級感の追究」


とはよく見かけますが


タイヤにコストを置いてる


ユーロなジャンルの方はまだ見掛ける方ですが・・・



見た目特化型の人で


タイヤまで重視してる人はごく少数



BBSだろうがアメリカ・ドイツの鍛造だろうが


相棒が・・・


って人は多く見かけました



その辺、個人の考え方なのでアレですが


どれだけ湯水のように各パートにお金を投資しても


タイヤを軽視してしまうと



物凄く惜しい・・・


とボクは思う方なので・・・。



ホント何度も言いますが


タイヤは嘘をつきません



減り方、銘柄、サイズ。


飛ばす方だと豪語する人のタイヤの減り方は


見る人が見ればスグに分かるし


銘柄もかなり大きく左右します



ハイブリッド車に爆安アジアタイヤの人は


環境では無く財布へのエコ一辺倒で乗ってる様にしか見えてこないし・・・苦笑


ちなみに、それなりのタイヤと爆安アジアタイヤじゃ燃費も違いますので・・・



余談ですが


燃費を重視して車両選ぶ人が増加する一途ですが


セルフのガソリンスタンドが増えた事で余計


日常の空気圧管理をする人も


明らかに減ってますよね・・・


何が何だか・・・苦笑



もう手放す予定のLSも


コンチ5P


ミシュランPSS


これ以外の21インチであれば



多分もっと早く手放してると思います・・・



エアサスなんだけど、各パートのアーム類はほぼ全て交換し


フロントには強化スタビを奢り


VACでのリミッターカットにBLITZのスロコン



これで如何に「ストレス無く飛ばせるか」


そして街中で「いかに快適に運転できるか」



って計画の元のタイヤチョイスだったので


かなり満足は出来ました



見た目的にも


性能的にも社外ブレーキを導入したかったのですが・・・


今回は如何に社外ブレーキ無しでってトコがポイントだったんで・・・




さて



どんなクルマでも


タイヤでその性格は結構変わります


移動手段として捉えるツールとしては


勿体無い投資にしか思えない箇所だと思います



がしかし


距離が伸びれば伸びるほど


年数が経てば経つほど



そのクルマの本来の持ち味は減少するので(メンテに手間暇をかけない場合)


余計に重視すべきポイントだと思うんですよね


交換すればイイだけですから。



とはいえ、安いタイヤから徐々に味わって行けばいいと思います。


いきなり最高峰行くと比較の仕様が中々出来ないですから・・・苦笑




で、今回の最後に。


色んなセダンのユーザーさんの話を今までしてきましたが


見た目以外に性能面やコダワリ合わせてタイヤに重きを置いてる人は


ボクの中ではマジカルの木田さんだけに近い。



あの人の32シーマ、誌面で見た際は正直そんなにって思う程でした(木田さんゴメンナサイ(鬼汗



がしかし!


その後に


本人さんと直接お話を重ねていくと


アライメントにホイールに


そしてタイヤにと


譲れない部分を色んな箇所でお持ちでした


(特にタイヤには逸話が有ったんですが)



「走れるセダン 飛ばせるセダン」


とは、あの人の登場以降増えた気がしますが


申し訳無いけどレベルが全然違う


ホント近いとこまでやってる人はスゲェ少ない



だから、1つのジャンルとして確立した先駆者さんなんだと思います。



レーシングキャリパー


今装着してる人多いですよね


(銘柄となると・・・ですが)


OZホイール


これもリメイク品含めてスゲェ多いですよね




で も




タイヤがピレリ


しかもサイズはモチロン、銘柄も指定有りますからね、あの御方は(笑)



この部分までって人は・・・


今でも


ウチの店でも


ホントに居ないよなぁ・・・。



ってなお話でした。