数年ぶりの舞台復帰です。
今年の年末に、地元横浜で
ベートーベンの「第九」合唱
に参加させていただきます!
(佐渡裕さんの指揮は本当にエネルギッシュだな~
ちなみに今回の指揮者さんは佐渡さんではないよー)
舞台復帰と言っても、おととしに役者仲間からお誘いいただき、
老人ホームでボランティアとして歌わせていただいたのですけれど、
今回は久しぶりにホールに立つことになったので、
「舞台に立つ」という意味では本当に役者時代ぶりです(^^)
昔から「一度は出てみたい」と思っていたのですが、
今回実現したきっかけは、
去年、家族が第九の合唱に参加したことでした。
おととしも年末に家族で第九を聴きにいったのですが、
楽団は違えど同じホールに次の年は家族が出ることとなり、
二年連続で第九に触れて、とても感動したんですよね。
そして、今年は私自身も本当に体も心も元気になったので、
「今のタイミングならできるのではないか」と思ったんです。
去年やってたら、多分また心身を注ぎ込みすぎて、
参加しても途中でぶっ倒れていたんだと思うんです。
でも今年は、もうそうはならない自信がある!
なんだかんだで私は、
やっぱりいつか、趣味としてでも、
また役者などで舞台復帰をしたい気持ちがありまして、
今回、そのリハビリになったらなと思っているんです。
でもリハビリと言ったって、
第九の合唱なんて生まれて初めてだし(笑)
そもそも合唱自体、大学生時代から全くやっていなかったし、
(実は合唱サークルに所属していましたが、すぐやめました(爆))
ずっと習っていたヴォイトレ教室も数年前になくなってしまって、
声楽の歌い方なんて本当に最近ご無沙汰だし、
今回ソプラノで応募しちゃったんだけれど、
本当にまだ高音出るの?って感じで
「できんの?」
という不安も、ないと言っちゃウソになる訳なんですが。(^^;
でも、先日初めての合唱稽古があったんですが、
久しぶりに歌ったらすごーくすごーく楽しくて、
なんというか、
早くもワクワクしています♪
「ドイツ語ワケわかんねー」とか、
「譜面難解すぎるZE!」とか、
まあいろいろありますけれど、
そこを一つずつクリアーしていくのが、
舞台の醍醐味だし、楽しさよね。
ちなみに今回はアマチュア合唱団での有志参加です。
誰でも応募したら入れる形の第九です。
だから先に言っておきますが、
私が凄いから今回出られる訳ではありません(笑)
オーディションとかある舞台は、もう挑戦しないと思います、私。
歌も、絵も、私はこれからは楽しむためにやっていきたいと思っているので。
もう好きなことを仕事にしようと頑張りすぎて、
自分をすり減らすのは辞めようと思うのです。
それは、好きな舞台や絵に対して失礼だ。
楽しんだ結果仕事につながるのは良いとして、
仕事のために舞台や絵をがむしゃらにやるのは、
私は向いていないことにいい加減気づいたから。
趣味だからこそ、全力でやるよ!
手は抜かない!
でも、他者の評価を気にせず、
自分が伝えたいことを伝えて、
結果、自分も人もハッピーになれたら良いと思う。
最悪、別に自分の表現が人に届かなくてもいい。
認められなくてもいい。
自分が楽しめることが、まず一番大切だから。
これまでは認められることが全てだったから、苦しかった。
何かを人に与えられないと自分は無価値だと思っていたから、生きるのが辛かった。
だからこれからは、認められることよりも、
人に与えられたかどうかを考えることよりも、
自分が楽しいと思えることを第一に考える。
そういうスタンスでの舞台は、これまでの舞台生活の中でも初めてなので、
どう今回の舞台が自分のこれからの人生に影響していくか、
愉しみです