地域包括や高齢者施設、地域の集まり、学校、企業で行われる認知症サポーター養成講座を
ハルカスのような商業施設でやったら、
どんな受講者が来るのだろう?

そんな想いで開いてみました。

事前申込も少なかったので、当日にかけてみましたが、、、残念。
受講者2人。

でも濃い〜講座ができました。


認知症の方との関わり方、
家族さんの想いや、家族さんとの関わり方。
講座しながら、受講者の質問に答えながら、私も改めて、学びました。

認知症はボケていくのがいやとかそういうものじゃないんだなって。

例えば、人は死ぬと故人のことをお葬式で話します。
「これ好きやったな」
「え?そうなんや、それは知らんかった」
「こういうとこもあったで」
「ああ、そういう人やったんや、、」
って。
認知症は生きてる間にそれが起こる。

私が認知症になったら、娘や夫はその会話をするだろう。
つまり生きてるうちに、私が人としてどう生きてきたか?
の答えを出されるような。

認知症になると
私という人間が
私の
思い通りにならなくなる。

だから、
焦りや苛立ち、悲しみ、寂しさが押し寄せ、私は別人のようになってしまうかもしれない。

だから、欲しいのは生きている私という人間を変わらずわかってくれる人。

できなくなって行くことを
支えてくれる手。
その手になってくれる、家族や友達や地域の方がどれだけいるのか?

それがその人生き方で、大きく出てくる。
認知症はそういう、病だと思います。

家族だけが支える形では、地域で暮らすには無理が大きい。

だから、たくさんの手を作りたい。


そんな想いが、ニヨ活を動かしていく原動力です。