引っ張る法事ネタ。
結婚して数年たつけど、義実家のお墓にはじめていきました。
山を切り開いたようなとこで、竹やぶが周囲にあって静かないいところでした。
光がさぁーっと入ってきて、穏やか。
あとからふと思ったんだけど、私このまま行くとあのお墓に入るんだよね〜。
ふむ〜。
嫁に来た、なんて古い言葉かもしれないけど、
そういうことだよね。
実家の墓には入らないんだな。
なんか、さみしい。
お母さんと一緒になれないのが。
なんて思ってしまった。
娘も、結婚したら多分別のお墓。
これって、ずーーっと昔から、嫁に行った女の人が抱えてきたさみしさじゃないのかな。
だけど、私は死んだら魂はひとつに溶け合うのではないかなと思ってる。
ぜーんぶ一緒になる。
お墓に骨が入ろうが、海に散骨しようが、樹木葬にしようが。
お墓のありかたにとらわれるのでなくね。
どこにまつられても、宇宙でひとつになる。
そう考えると、安心するから、私にとってはそれが真実だということにします
死んだら義実家とか実家とか関係なく、みんなひとつ。
お母さんとも娘とも、またひとつになれる。
あの日、抱かれていたよりももっと近く。
お腹でひとつだったように。
そう思うと、いつかのその日まで、
安心してめいっぱい生きようと思えてきます