おはようございます。
ワインに合う簡単料理研究家:今田香澄です。
今日、4月9日は「大仏の日」。
奈良の大仏が752(天平勝宝4)年のこの日、奈良・東大寺の大仏開眼供養が行われました。
大仏の納められている大仏殿は世界一大きな木造建築物です。
また大仏は、743(天平15)年に聖武天皇の詔により造営開始、約10年の歳月を要して完成しました。
この奈良東大寺の大仏の高さは16m。
聖武天皇と光明皇后の時代、当時の技術の粋を集めて作られた巨大な金銅仏です。
膨大な金(きん)が必要でしたが、計画中に偶然東北地方で優良な金鉱が発見され、皇室の祖先神を祭る大分・宇佐八幡に関わる渡来人集団が現代でも難しいほどの高度な技術を提供してくれました。
しかし、新しいお寺を作り新しい大仏を作るということに対して、既存寺院の猛反発にあい、悪質な妨害で計画はなかなか進みませんでした。
が、当時庶民に人気絶大であった行基菩薩が大仏建立の責任者を引き受けると、あちこちから援助の手が差し伸ばされ、無事完成にこぎつけました。
膨大な国家予算が投入され、造営には延べ260万人が関わったとされ、大仏殿と大仏の建造費を現在価値に換算すると約4657億円となるそう。
東京スカイツイリーの建設費が約400億円なので、その規模の大きさがうかがえますね。
この大仏の完成は、国家として仏教を篤く敬うという方針を広く国民に浸透させ、日本の神仏混淆(しんふつこんこう)の出発点ともなりました。
※神仏混淆・神仏習合
日本の信仰体形の一つ。日本にもともとあった神の信仰(神道)と、外来の仏教信仰とを融合・調和するために唱えられた教説。神と仏とを調和させ、同一視する思想で、神道と仏教の同化を示すもの。
奈良といえば、やっぱり大仏。
修学旅行でも観光旅行でもダントツの人気ナンバーワンで、外国人にも大人気です。
それもうなずけるほど、何度見ても圧倒される迫力です。
「東大寺」「奈良の大仏」「大仏殿」と呼んでいる名前は通称です。
正式名称は「金光明四天王護国之寺(こんこうみょうしてんのうごこくのてら)」「盧舎那仏挫像(るしゃなぶつざそう)」「東大寺金堂」となります。←誰も覚えられないでしょ!
1180年(平安時代)と1567年(戦国時代)に焼け落ちていて、現在の大仏は1692年(江戸時代)に修理されたものです。
では今日も元気な一日を!
