このところメンバーも7/3の「イコノイジョイ2022」(昼夜別セトリ)のリハに忙しいようで、ファンもコンサート待ちの状態でしょうが、私にとっては配信チケット発売が始まったところ。昼夜見るならdTV会員の方がお得みたいですね。ニアジョイのDocumentary Ep.2も6/29からありますし。

 

(昨年のイコノイフェスから)

 

CD特典の7/9銀河劇場スペシャルライブも3枚1口だけ応募したものの当たるはずもないと思っていたところ当選してびっくり、これはこれで大いに楽しみにしています(席番号が書かれたQRコードのメールも到着)。

 

  1年前の記事から

よく自分のページに1年前に書いた記事が出てくるのですが、先日こういうものが出ていました。

ちなみにここで取り上げたINI<アイエヌアイ>とJO1は、ビルボードの2022年上半期シングルセールス集計トップ10(6/10発表)で、ジャニーズ・坂道以外の3組に入っています(他にK-POP男性グループENHYPEN<エンハイプン>が10位)。
3位『I』INI(836,829枚)
6位『WANDERING』JO1(533,632枚)

とくにINIは2ndシングルでソロアザージャケットや抽選企画特典などあるものの80万枚超はすごいです(しかも1月前から先行音源配信)。KCON 2022 in TokyoでのJO1のパフォーマンスも圧倒的でした(両グループとも8月のKCON 2022 LAに出演)。その割に地上波音楽番組の出演頻度が少ない気がします(所属事務所ラポネは吉本とCJの日韓共同出資)。

 

ちょうど先日、そらいろさんやるいるいさんがイコラブとノイミーのファン層についてそれぞれの実感をブログに書かれていました。

 

 

そのちょっと前にはぬくぬくさんもこういう記事を書かれていて、共感する点が多かったです。東京ドームという夢は掲げるとしても、目指すべき場所はむしろこちらではないかと。

 

"「ニアジョイ」が立ち上がって、「指原グループ」は35名となりました。年頭の「今年の課題」記事で、「女性アイドル界における有力な一極となる事」を挙げました。(中略)「48グループ」「坂道グループ」「ハロプロ」、そうした現在の有力勢に伍していくには、「数」も必要なのです。そこにあって35名というボリューム感は、「一大勢力」として業界で存在感をアピールするには充分です。「3グループ体制」の稼働は、いよいよ「有力な一極」への橋頭堡が築かれたと言えるでしょう。"

(同ブログより。下記の情報の通りニアジョイに1名追加で36人体制に)

 

  イコラブらしさノイミーらしさとイコノイジョイ

ノイミーはイコラブが独力で(途中からはノイミーと共に)切り拓いてきた道を進みながら、同じ方向、同じファン層ではなく、別な方向・魅力(ノイミーらしさ)を模索し差別化しつつあると感じます。「P.I.C.」「自分賛歌」「まほろば」「チョコメラ」などでイコラブとはどこか違う何かを見せ始めています。

 

イコラブの王道アイドルよりもクセやメッセージの強い楽曲、ダンスの強化、冨田菜々風のセンター感、イコラブより強めのメンバーキャラなどいろいろありますが、最近ではアニメとの接点(「おじゃ魔女どれみ」公演、4thシングルのTVアニメ初タイアップ、蟹沢萌子の「シャインポスト」声優デビューなど)もイコラブ(いかりんぐ)より多い気がします。

僕視点の歌詞、学生的な青春感なども違いですが、私は何よりイコラブに比べて次女的な自由さ、奔放さをいつもノイミーに感じます。それがファン層やファンとの関係性にも関連して醸し出される気質があるように思います。

一歩一歩着実に歩んできたイコラブとは違って、どこかで思わぬブレイクがあるかもしれません(「みる何」の予期せぬバズりはその予兆?)。

 

一方、「イコラブらしさ」は(言葉にはしずらいものの)少なくとも感覚的には既にかなりはっきりと形成されていて、あの11人でないと生み出せないステージングや楽曲=歌割のハーモニーが確実に存在していて、この1年で完成度もぐっと高くなっていると思います。メンバーも無理なキャラ付けなしに自然でありのままの個性でそれぞれ違う特性をアピールできていて、個人仕事も増えていて一人でも二人でもラジオやテレビを卒なくこなしています。

 

ニアジョイはまた別な広がりと飛び道具を持っていそうですが、まだ楽曲もなくパフォーマンスも見ていないので未知数です。ニアジョイのドキュメンタリーはうまく各人のポイントをまとめていて、あれを見ただけで全員の顔と名前、特徴が一気に頭に入りました(ノイミーも同じ方式だったはずですが全員分見るのが大変でメンバーを覚えるのにしばらく時間がかかりました)。レコーディング関係者(サウンドディレクターさん、ボイトレの先生ら)とメンバーのやり取り、関係なども、従来のメイキング、ドキュメンタリーでは見られなかった様子が描かれていた気がします。

(追記)例の「36人いる」の指原Pツイ消し(6/15)は本当にフラグでしたね! 

勘のいい人たちはニアジョイに+1ではと予想されていたので驚きませんでしたが、ニアジョイの「13人目」はなんと元ラストアイドル(シュークリームロケッツ)の小澤愛実(あいみ)さんでしたね(5/29にLAST LIVE、5/31活動終了)。

緊急公開された下記ドキュメンタリーによれば5/30に名前を伏せて1名追加がメンバーに告知され、6/5レッスン前に指原Pがメンバーに直接説明の上、本人と顔合わせしていました。市原愛弓さんと同じ2003年生まれ、最年長になりますね。

6/25夜にいきなり公開された「Documentary of ≒JOY」 Ep.1.5「転機」+1

 

(追記)6/26夜にはイコノイジョイの楽曲「トリプルデート」がプレミア公開されました。コロナ禍に偶発的に誕生したイコノイ合同楽曲「次会何話」以来のグループ合同曲ですが、さすがに大人数になリましたね。

小澤愛実ちゃんが参加しているのも確認できました。

 

今後、それぞれの「らしさ」、それぞれのファン層、それぞれの道を進んでいくのでしょうが、その上でファミリー(イコノイジョイ、指原プロデュース代アニ所属アイドルグループ)として一定の交流やリスペクトを持ち、外から見た共通性・ファミリー感やファンコミュニティの気風のようなものが出てくるといいと思います。メンバーだけでなくファン同士も相互理解や親近感を持てれば何よりです。

 

少し前に音楽ナタリーさんのインタビューで(諸橋)沙夏がノイミーについてこう語っていました。

「ライバルではないことは確かです。ノイミーちゃんが盛り上がってたら私たちもうれしいですし、普通にファンなのでライブにも行くし。ライブの感想をメンバーに送ったり、一緒にごはんに行ったりもします。頼りないですけど、何か相談してくれたらちゃんと話を聞きますよ。ノイミーちゃんががんばってたら自分たちもがんばろうと思える、一緒に高めあって切磋琢磨できる大切な存在です。」

そういうニュアンスをもっと出していくことを積極的、戦略的に考えてもいい時期のような気がします。

 

  イコノイジョイ2022、合同フェスの重要性

ファミリーとしてのグループ間の(メンバー及びファンの)新たな交流を生み出していく上で、1週間後の「イコノイジョイ2022」はこれまでの24girlsやイコノイフェス以上に重要で特別な合同フェスとなると思います。もちろん全メンバーやファンが一堂に会する「年に1度のお祭り」ですが、女性アイドル界の一極となっていくにはそれ以上の、不可欠で重要なイベントになってくるはずです。

 

とくに「シャッフルパーティ」(夜の部)でグループを越えてどういうシャッフルをそれぞれのファンに向けて見せてくれるのか、に一番期待し注目しています。

 

そういう意味では、先のイコラブ全国ツアーで話題となった「まほろばアスタリスク」のカバー(佐々木舞香・野口衣織デュオ)には前哨戦のような風見鶏のような特別な意味があったのかもしれません。それはイコラブファンにとって大好評というか心を打つパフォーマンスだったわけですが。

 

他にも昨年は「イコノイ、どーですか?」という地上波合同冠番組がありましたし、先に触れた蟹沢萌子が主要キャスト(CV)となる「シャインポスト」(7/12放映開始)にイコラブの野口衣織、齋藤樹愛羅がCV出演するといったグループを越えた共演もあります。

意外にも公式YouTubeのいこのいチャンネル(現イコノイジョイチャンネル)では、グループ間コラボ企画は驚くほど少ないです。みるてんと杏奈のボルダリング(22/2)が珍しい例で、あとは昨年のイコノイフェス振り返り配信(両グループから3人ずつ)、イコラブ3周年コンのリハにノイミー+Aマッソ潜入、合同生放送スペシャル(20/8)ぐらいではないでしょうか? 今後、このチャンネルもグループ間交流にもう少し積極的に使ってほしい気がします。

 

また、まだ先かもしれませんが、ゴールデンタイムの地上波バラエティなどにイコノイから混合で出るようなパターンも不自然さなくファミリーと認められるといいと思います。みるてんの「みる何」がバズった時やいま(齊藤)なぎさのゆあてゃ役が大きな注目を集めた時に、運営がタイミングを選んでそういう人選をしてくれると外へのアピールにいいような気がするのですが、まだ時期が早いでしょうか?