12/8にチャンネル登録250万人の「AKB48♪」で一挙に大量のカップリング曲MV fullが公開されました。12/8はAKB48劇場の誕生した記念日であり今年は16周年でした。おそらくそれと関係があるのでしょうか。

(追記)12/8「AKB48劇場16周年特別記念公演」で発表された2022/2/6開催予定の「AKB48カップリングリクエストアワー ベスト30 2022」(再生回数とmobile会員投票で順位が決まる)の対象楽曲とのことです。

 

 

AKBグループではMVは新曲リリース時のプロモーションとしてふつうshort ver.が事前に無料公開されますが、MV fullはCDの特典DVDに収録され、以前はネットでは公式にfullは出なかった気がします。カップリング曲MVはtype別のDVDに必ず入っていましたが、youtubeには出ないものもあった気がします(違っていたらお教えください)。

 

他にも最近そういうMV一挙公開をしたアーティストを知っているので(吉井和哉など)、サブスク等とも関連するなんらかのトレンドなのかもしれません。HKT48はツアーやコンサートのライブ映像として多くの楽曲をupしていました(こちらも初の単独リクアワの関連でした)。

 

 

いまこのAKBチャンネルにアクセスすると最初に「胡桃とダイアローグ」という曲が出てきます(再生回数が9万回超と多い)。ファンにとっては名曲、意味深できわどいニュアンスもあり独特なテンポの曲ですが、MVは初見でした。「チャンスの順番」c/wのチームA曲なので前田敦子センターのオリメンでフルで見ることができ、チームAメンバーだった指原Pの姿も見られます(卒コン後に開催された指原莉乃11年ありがとう!大感謝祭」でも彼女のヒストリーの一つとして歌われました)。

 

前田敦子の卒コン、卒業公演後のドキュメントを含む7'17の「桜の花びら〜前田敦子solo ver.〜」も見応えがあり、一見の価値があります。AKBと彼女のヒストリーを逆行(逆転)して辿るというユニークなもので、卒業から始まりオーディション時の質疑応答シーンで終わります。

 

サムネの一覧を眺め、次々覗いてみると、思いのほか懐かしい曲が多く、いい曲が多いことも否定できません。

(追記)そもそも根っからのAKBヲタの大場花菜ちゃんは12/10のshowroomでこのMV公開に触れていろいろ語り(「Waiting room」が「祝祭」と同じロックハート城だったとか、チーム8「あまのじゃくバッタ」のロケ地が銀河劇場周辺だった、「これからWonderland」「胡桃とダイアローグ」などがすごく好き、「君について」をさなつん(諸橋沙夏)に歌ってほしい、チームA曲が一番くわしい、チームサプライズでは「お手上げララバイ」が好き、などマニアックなトークを繰り広げ)、その後カラオケで「彼女」「僕だけのvalue」「シアターの女神」「恋愛総選挙」「抱きしめちゃいけない」「君と僕の関係」「LOVE修行」「胡桃とダイアローグ」<練習を含め2回も本気で>「バラの儀式」「ポニーテールとシュシュ」等を歌い、"情熱の人"はなちゃんらしいAKBへの熱い想いを伝えてくれました。私はこういうはなちゃんが本当に好きだなと改めて感じたshowroomでした。

また同日の音嶋莉沙ちゃんのshowroomでもこのMV公開に触れて、懐かしい!もう本当にとか、いいね、めっちゃいいとか、これも好き、いいよー!、こんなに公開されたらもう全部見ちゃうよ、好きな歌が多い、と語り、AKBさんは握手会に行ったこともあるしコンサートも行った(福岡在住だったのでAKB劇場はイコラブに入ってから)と言っていました。「近いのに離れてる」が好きとか「教えてMommy」の2番が好きとか、やはりマニアック。いろんな曲を口ずさんだり、アカペラで「彼女」(全国ツアー福岡公演でソロで歌った曲)の1番を歌ったりしました。

 

いつかイコラブの楽曲やMVもこういう風に振り返られる時が来るのかもしれません。そして改めて楽曲の良さ、クオリティの高さに気づかれることでしょう。表題曲は当然として、カップリングに名曲、名MVが多いことにも。(イコラブはカップリングもアルバム曲もすべてMVを作り、公式youtubeですべてMV fullで公開しているのがプロデューサーの方針であり、グループとしての特徴でもあります。)

 

個人的には、HKT48/AKB48兼任だったはるっぴ(兒玉遥)の「さよならサーフボード」が懐かしくも辛い思い出です。彼女がAKB曲でセンターとなった曲ですが、2015年の選抜総選挙(それも地元の福岡ヤフオクドームで開催しHKT指原莉乃が1位に返り咲いたとき)でわずかな差で初選抜入りを逃し、アンダーガールズ曲のセンターとなったものです。様々な情報から選抜入りは間違いないと思われていただけに、本人もファンもショックを禁じ得なかった出来事でした。作詞者も作曲者(井上マサヨシ氏)も彼女のために書いたと思われる曲で、初めて曲をもらった時、涙を流したとも伝えられています。

 

 

「総選挙17位はホントつらかったけど、このセンター曲に救われた😭✨。 今でも大好きな曲です。」というコメント(きむにぃさん)とまったく同じ想いを今でも抱いてしまう曲です。