まるこが作ったもの。 -2ページ目

まるこが作ったもの。

作ったり、作らなかったり・・・

双子妊娠っていうと、まず聞かれるのが
一卵性か二卵性か
だと思います。

一卵性はなんらかの原因で 突然受精卵がパッカーンと別れ、着床。
二卵性はなんらかの原因で 卵子が2個放出されて それぞれが受精し着床。

一卵性はもともとは一つの細胞なので、
双子の遺伝子配列は同じ。血液型も、性別も同じ。

二卵性は別々の卵子、精子からなるので兄弟を一度に育てるようなもの。
遺伝子配列も違えば、血液型、性別が違うこともあります。


しかし、

双子妊娠で大事なのは 卵性ではありません。

双子を妊娠し、お医者さんがまず見るのが「膜性」。

簡単に言うと、胎盤の数と羊膜の存在です。

 一人の赤ちゃんは必ず2重の膜に包まれています(絨毛膜と羊膜)。二卵性双胎ではそれぞれの赤ちゃんが2枚ずつ膜を持つので、必ず2絨毛膜2羊膜双胎(DD双胎)になります。一卵性では、二人に分裂する時期により膜のパターンが異なります。受精後3日以内ならDD双胎、4~7日なら1絨毛膜2羊膜双胎(MD双胎)、8~12日なら1絨毛膜1羊膜双胎(MM双胎)となります。
 つまり、MD双胎やMM双胎なら必ず一卵性ですが、DD双胎なら一卵性の可能性も二卵性の可能性もあります。

 双胎のリスクは、卵性(一卵性か二卵性か)で決まるわけではなく、膜性(DDかMDかMMか)で決まりますので、妊娠初期(10週前後が一番良い)に膜性診断をきちんと行うことが大切になります。 
(聖隷浜松病院HPより引用)
説明が難しいので大学病院のHPより引用しました。
んで、私は一絨毛膜二羊膜というのになります。(MD双胎)

MDなので胎盤は一つですが、二人の間を隔てる膜が存在するのでお互いのへその緒が絡まるといった心配はありません。

しかし、MD妊婦ということで先生から説明を受けたリスクは次のようなものでした。

双子妊婦さん全般に言えることとして、
妊娠中毒症にかかりやすい。

MDの胎児として、
心奇形や体の奇形などが普通の妊娠よりは起こりやすい。(数%)
そして「双胎間輸血症候群」の危険性。

この「双胎間輸血症候群」こそ、
MD双胎妊婦一番の心配事でしょう。

胎盤が一つしかないってことで、
お腹の中の子たちには まーだいたい右側の子には右側の血流が~
左側の子には左側の血流が~ と、
バランスよく送られるそうなのですが、
それが、胎盤の中で一部の血管がつながっちゃって、
バランスが崩れること。
と、言うような説明を受けたように、覚えています・・・。

うん、もう記憶が・・・。テヘ。

そうすると二人血流に差が出てしまい、
一人にばっかり血液がいってしまって、
一人は貧血・・・。 と、いうようなことが起こるそうな。
これにより、障害をもってしまうだとか、そうでないとか・・・。

この他に、羊水のバランスだったりも毎回検診で見てるし・・・。

まとめると、二人がうまい具合に 同じような大きさで育つことが大事。
ってことですね。



ということでハイリスクな妊婦な私は
自分も産まれ、姉も今年出産した 地元の病院での分娩を断られ、
NICUが完備されている総合病院へ転院になり、
そこの先生にこのような説明を受けたわけです。

最初にこんな話されたら、まーーービビるよね。

私もビビりまくって、オロオロとなりなつつ 旦那に報告をすると、
旦那から一言。
「でもさーそれってさ、普通の一卵性の双子ってことでしょ?
一卵性の双子なんていっぱいいるから大丈夫だよ。」

おお!!確かにそうかも!

深く考えない 旦那に感謝!


悪い方悪い方に考えると、 リスクを呼び込みそうだもんね!


というわけで、
仲良くお腹の中で 同じサイズで育つのを妄想し、
生まれた後の幸せそうな家族の様子を想像しつつ、
妊婦生活を送ろうと思いました。











昔話を少し。
やっと話せるときが来た というか。


それは4年前のこと。

私は自分の出身大学で職員として勤務していました。
助手としての勤務は最長で5年。
まー2,3年続けられればいいかなー くらいに思っていた。
そんな夏。

妊娠が発覚。

相手は今の旦那さん。
当時は、お互い結婚は意識していたけど、東京ー浜松間での中距離恋愛中。
結婚の話がトントン トントーーーーンと素早く進むって程度で
そのへんは(個人的には)問題なし。

妊娠については 通いやすい産院で経過をみてもらっていたわけですが、
12週の初めての妊婦健診で状況が変わりました。

12週で腹部エコーをし、胎児の心音を確認したところ、
先生の顔が曇る・・・。
「不整脈がある。」という診断。
さらに胎児の首の後ろに浮腫がある。とのこと。

浮腫についてはもしかしたら吸収されてなくなることもあるから、ちょっと様子をみようということになりました。

ただ、浮腫があるということは、
何かしらの染色体異常がみられる場合がある ということでした。
なので クアトロ検査っていうのがあるけどやってみる?っていう感じで
よく訳も分からないまま、検査をしてみることに。

次の検診でも浮腫は無くなっておらず、相変わらずの不整脈。
新宿にある東京医科大学への転院決定。
紹介状を書いてもらう。
クアトロ検査の結果、先天的な染色体異常の疑いはなし。

東京医科大学のハイリスク妊婦外来受診。
エコーで見てみる。先生の顔が曇る。
今度は羊水検査ってのがあるよ ってことで、羊水検査もすることになる。

このときはよくわかってなかったけど、
クアトロ検査にしても、羊水検査にして、
やったからってお腹の中の子の状態がよくなるってもんでもないのよね。
ただ、原因をさぐっていた というか・・・?
もしそれで 何かのリスクが見つかったら・・・?
ここまでは当時 よく理解してませんでした。

羊水検査を行ったのが、確か 妊娠16~18週あたり。

検査の結果、やはり遺伝子異常による心臓形成の異常ではない ということがわかった。

この時点でわかっていたことをまとめると、
まだ胎児が小さいので詳しいことはハッキリわからないけど、
不整脈があり、頻脈で、心奇形(右心室肥大)がある。
もしかしたら、内臓逆位・・・?(内臓が左右逆にある)

この状況を踏まえ、先生に言われたこと。
「染色体異常でなく、成長過程で何か心奇形ができてしまった。
お母さん側、お父さん側 何かが悪かったとかとかではないから自分を責めないように。
今は母体からの栄養で、母体が元気だから生きていけるから出産までもって行けるかもしれない。
しかし、いつお腹の中で亡くなってもおかしくない。
だから、今後妊娠を継続させるかどうか考えてください。」と。

すごい深刻な状況なんだと思った。
例え出産をむかえられても、生まれた途端、管にたくさんつながれる様子とか、
産声を聞くことができないとか、
チアノーゼとか、
小さい体での心臓の大手術とか、
容易に想像がついた。

すごい考えた。
この状況で諦めても 誰もあなたを責めませんよ。ただ、病院側では決められないから、自分で決めてね。
って言っているように思えた。

そして 私達は堕胎を決意した。

温かい母体にいる間に天へ帰してあげようと。

処置をするにはギリギリの所だった。

処置は妊娠20週だった。

子宮口を無理やり開き、
陣痛促進剤を使い、
平成20年11月29日 午前8時32分 330gの女児を出産。
まなみちゃんと名付ける。

この決断については賛否両論あると思います。
ただ、私としては、どちらを選ぶにしても親のエゴなわけで、
真剣に考え、真剣に向き合い、出した答えなので間違っていなかったと思ってます。
一つの命を失う決断をした ということは今後もしっかり背負っていきます。

毎年、11月29日付近で誕生日プレセントを買って、
旦那の実家の仏壇にお供えしています。
最初の年は手袋。
次の年はかわいいリュック。
去年はボアのブーツ。 


その後 結婚は決まっていたので 3月で退職し、4月に入籍し浜松での生活が始まりました。

結婚してから そりゃーもう、子作りのことなんて
考えることもできず。
また妊娠しても また・・なんじゃ・・・。と怖くて、1年経ち、2年経ち、3年経っても、その気にはなりませんでした。

しかし、前向きになれた出来事が、
姉の妊娠でした。

去年の夏、姉の妊娠が発覚したのです。
なんか身内で妊婦がいる!?って思ったら、心強く思えて、
だったら・・・と前向きになれた気がします。

ま、でも だからって頑張ってみたところで結局 別に アカンかったのですが・・・。

今年3月に姉がめでたく出産を終え、
姪っ子ができ、
よかったよかったー と思ってたら、
今年の夏、
私の所にもコウノトリが・・・。

はい、妊娠しました。

しかも

NEC_1034.JPG
まさかの双子です。
兄は「神が降臨した!」とコメントくれました。
またしても、ハイリスクな妊婦です。

双子妊娠の中でも、一絨毛膜二羊膜双胎(MD双胎)というタイプ。
浜松に帰宅中に何かあったら大変だから許可できない。という医師の言葉により、
出産後落ち着くまで、実家での生活決定です。

旦那は「単身赴任てこんな感じかー」と言ってます。

双子妊婦です というと、みんなから大変がられます。
たいへんねー
たいへんねー
生まれてからも たいへんねー
私には無理ー
うわぁー
的な。
うん、大変なのはわかってます。だから、おめでとう頑張って!と、せめて言ってほしいところです。
またしてもハイリスクな現状に一番気持ちが折れそうなのは私です。



と、弱気な発言もしてみましたが、
私は元気です。

双子は現在 19週6日。
単胎妊婦さんでいうと、23~4週くらいの容量だそうです。 
明日で20週です。
18週頃から胎動を感じ始め、
今では あっちでペコポコ、こっちでペコポコ 動きます。


先日、胎児スクリーニング検査(精密な超音波検査)があり、
二人とも今のところ大きな異常は見られない ということでしたので
このタイミングでの報告となりました。

どうか無事に双子を出産できるように、温かく見守っていただければと思います、



そして 今年の11月29日はプレゼントの絵本をもって、
私の分まで旦那に報告をしてきてもらいます。
お姉ちゃんになるんだよ。頑張るね。と。







明日で7か月をむかえる姪っ子。

その姪っ子の 唇を誰が最初に奪うか でレースが行われている我が実家。

ほっぺにチュとして、振り向きざまの偶発を狙う、両親・・・。


現在の予想は、
1枠 姉(姪っ子母) 大本命:腹を痛めて産んだ我が子との絆はやはり強いか!?
2枠 姉旦那(姪っ子父) 本命:パパ大好き~チュー の流れをうまくつかめるか。
3枠 母(姪っ子お祖母ちゃん) △:偶然を装いつつも孫の気持ちをつかめるかがカギ。
4枠 父(姪っ子お祖父ちゃん) ×:じいじの抱っこは大好きでも、その想いは一方通行か?
5枠 私(叔母) 穴:偶然で起こることしか考えられない。
6枠 兄(叔父) 大穴:抱っこしても腕を突っ張られ、目を合わせてもらえない・・・大逆転は起こるのか・・!?

実況:「以上、出走メンバーが出揃いました。
全メンバーゲートイン。

さあ一斉にスタートに切りました。

やはり、母強しか、姉 3馬身差をつけようかという好スタート。

おっと 偶発もありえるか、外から母が追い付いてきた。

しかしパパとしてのプライドもある、姉旦那も食いついてきたー。

第4コーナーを曲がってー

おおおっっとー
乱入だ、乱入だー
場外から思いもよらないものがーーー

そのまま姉とハナ差をつけゴーーーーーール!!!」


井崎:「いやぁ 意外な結果になりましたね。」


はい、意外な結末を向かえました。

姪っ子の唇を最初に奪ったのは
まさかまさかの

五木ひろし


姪っ子が父のCDでがちゃがちゃと遊んでいる中、
五木ひろしの顔めがけ、
ちゅーーーちゅっ ちゅっ。


やりましたな。



しかし、その後、五木ひろしとは一時の関係だったようで、
次はゴンチチのCDをなめなめし、
魔性の女の一面を垣間見せる 姪っ子なのでした。