先日、タインホアの世界遺産「胡朝の城塞」に行ったついでに、
Lam Kinh(ラムキン)遺跡群
にも行ってきました
ここは世界遺産ではありませんが、国立特別遺跡(?)とされていて、タインホアの観光地の1つです。
胡朝の城塞からバスで1時間半くらいかかります 🚌。。。
ラムキンは、明(中国)から独立した後黎朝の初代皇帝レー・ロイ(後のレー・タイ・トー)が作った宮殿です。
南門は川に面しており、それ以外の3面は山や森に囲まれていて、風水的にとてもいい立地に建てられているそうです
太鼓橋を渡ると、すぐに入口が3つある門が見えます。
中央の門は皇帝用、両サイドは武官と文官用の門だそうです。
当時の建造物は火災で焼けてしまい、今見られるのはすべて再建したもの。
でも、この龍を模した石の階段は、当時からそのまま残っているものだそうです。↓
雰囲気は、ハノイにあるベトナム最古の大学「文廟(ぶんびょう)」に似ているかも…
ちょっと中国文化の気配を感じる建造物です。
建造物は、木でできていて、細かい彫刻が施されています。
敷地内には、レー・タイ・トーのお墓もあります。
お墓の前には、4頭の像の石像…🐘🐘🐘🐘
お墓の入は、おばあさんがお参り用にお線香を売っていました。
~レー・タイ・トーの墓~
宮殿内は結構広くて、じっとり暑かったです。
4月に行きましたが、風が通り抜けなくて、徐々に体力が奪われる感じ。
ガイドさん曰く、タインホアはハノイより暑くなるらしいです…
でも、混んでいなかったので、ゆっくり見学できました!
チケットカウンターから遺跡の入口までは、もちろん歩けますが、ゴルフカートのような乗り物を利用することもできます。
すごく古くからありそうな大木やきれいな花をつけた木もあって、緑に囲まれて木の匂いを感じつつ、歴史散策ができるので、とても素敵な場所でした
ただ、残念ながら…胡朝の城塞と同じで、周りには何もありません…。