友香に誘われて参加した一期生の飲み会、、
楽しく飲んでいたのだが、由依の姿がない


理「あれ、こばは?」


あたりを見回しながらそう言うと上機嫌なふーちゃんが声をかけてきた


ふ「ちょっと飲ませ過ぎちゃって、理佐がトイレ行ってる間に外に行っちゃった」




外に出ると公園があり、そこには由依の姿があった


理「由依、お水飲んだら」
ペットボトルを差し出す


由「久しぶりの由依呼びだ、、」

少し酔っているのかふんわりとした声で返事が返ってくる


理「ねぇ、抱きしめてもいい?」

由依の背中を見たら自然とそんな言葉が出た、、



由「酔ってるの?」


理「お酒飲んでないよ」
由依が座っているベンチに座り、横から優しく包み込む


由「酔ってないとそんなことしないよ」


理「車で来たからお酒飲んでないよ」


由「なんか恥ずかしいんだけど、、」」

このままの勢いで話を始める
理「このまま話すから聞いてね」

由「、、わかった」

理「卒業するか悩んでるんでしょ?」
 「友香から聞いた」

由「そっか、、」

理「友香は由依が後悔しない選択をしなさいとか言ったかも知れないけど、私はまだ続けるべきだと思う」

由「なんで?」

理「由依のパフォーマンスをもっと私が見たい」

由「なにそれ」

クスっと笑いながらこちらに振り返る



理「卒業コンサートの帰り道に私が言った言葉覚えてる?」

酔っている由依が可愛くてでも、このまま話を続けなければ、、由依の首に顔を埋めるようにして話を続ける



由「覚えてるよ、誰よりも一番近くで見守ってるから、、」
 「あの言葉嬉しかった、、」


理「その言葉、撤回させてくれない?」


由「え 嘘だったの?」


理「ううん、違う」
 「由依の一番近くでサポートしたい」


由「どういうこと?」


理「由依の彼女になりたい」

ずっと言いたかった言葉が言えた、、


理「けやかけの相関図の収録の後、告白してくれたでしょ」



由「全然話についていけない」

困惑して離れていこうとする由依を抱きしてる



理「あのときは、自分のことでいっぱいで由依のことを支えられないと思って断っちゃったけど、、」

 


 「私のわがままってことはわかってるんだけど、由依が好き、、」

 「由依の彼女として支えたい」




少しの沈黙の後、由依が小さい声で言ってくる

由「私、嫉妬深いよ」


理「うん、知ってるよ」


由「メンタル弱いし、すぐ泣くよ」


理「私が由依を抱きしめる」


由「好きって恥ずかしいから言わないよ」



理「ちょっとは言ってくれないと不安になるけど、、私が伝える」


由「帰ってすぐ、ベッドで寝ちゃうよ」

理「私がお風呂に入れてあげる」


由「料理めんどくさいから作らないよ」

理「私が作る」

由「あとは、あとは」
上を見ながら思い浮かべている

理「そんなにあるの?」
次々に出てくる言葉を探していて笑ってしまう

由「あとは、私も理佐が好き」
今この言葉が出てくるなんて思っていなかったから嬉しくて目頭が熱くなる

理「私と付き合ってくれる?」
由依の顔をこちらに向かせる

由「うん、理佐の彼女になりたい」
 

理「ありがとう」



自然とお互いの唇が重なり合う


由「なんで泣いてるの?」
由依にバレているのが少し照れくさくてまたキスをする


理「嬉し涙」


由「ふふ、、嬉しい」


理「今からどこ行きたい?」
 「付き合った記念にどこでも連れて行くよ、、海でも山でもね」
くしゃっとした笑顔を由依の向ける


由「理佐の家に行きたい」

理「私の家?」

由「二人でくつろぎたい」

理「なーんだ、、誘ってるのかと思った」

由「いいよ、半分誘ってたし、、」
由依はそういうことに勝手に疎いと思っていたから少しびっくりする


由「じゃあ、帰ろう」

理「んっ」
由依からキスをもらう

由「 固まってるの?」
 「置いてっちゃうよ」

優しい由依の笑顔に私も笑顔を見せてあとを追いかける


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読んでいただきありがとうございます

話の展開が上手く書けなかったんですけど許してください

ではまた。