仕事を終え、スマホを見ると由依から一件の通知が来ていた

由『一期生で飲み会するから、帰り遅くなる〜』

理『おっけい』
 『飲みすぎないでね』
由依が外でご飯を食べるということで、私も外で食べることにした

マネージャーさんに家の近くで降ろしてもらい、ごはん屋を探していると、、、

由『仕事お疲れ様』
 『早く帰ってくるね』

と、由依からの連絡に私は『ぐっど』とかわいいスタンプを送って
目の前にあったごはん屋さんに入ることにした

家に帰って来たのが21時
お風呂に上がったのが22時
いつもなら、これくらいに由依からの連絡が来る

だが、私が送ったスタンプも既読になっていなかった

一期生だけって言ってたし、楽しんでいるんだろうなと思ってテレビを見て
一時間が過ぎていた
23時、、、流石に遅すぎる

由依に『今どこ?』と送り、電話するがでない
心配になって、玄関とリビングを行き来しながらスマホを握りしめていると
友香から電話がかかってきた

友「もしもし、ゆいぽん酔いつぶれっちゃって今タクシーで理佐の家に向かってる」

理「ごめんね、わざわざありがとう」

友「あと、五分くらいかな」

理「りょ、、、」

「由依しゃーん、きしゅしましょうー」
「へへへーひかるー」

と、電話の向こうに聞こえてくるひかるちゃんらしき声と由依のへニャとした返しに
私は苛立ちが芽生えた

理「なんでひかるちゃんがそこにいるの?」

友「たまたま、お店に保乃ちゃんと来てて、、一緒に飲むことになってんだよね」
 「保乃ちゃんには、他の一期生のお世話頼んじゃって、、ごめんね」

「ひかるちゃんだめだよ」と友香が、注意する声を聞きながら
私は財布とスマホを持ってエントランスに向かった

着いて数分後、、、一台のタクシーが止まり、私は外に出た

扉が開き、友香が出てきた

友「ごめんね、年上メンバーに結構飲まされてて、気づいたら潰れてて」

理「こっちこそ、由依のこと送ってくれてありがとう」

返事をしながら、ひかるちゃんにもたれて寝ている由依を引き剥がす、、

理「由依、起きて」

由「んー、、」

と、まだ寝ぼけてる由依を私にもたれさせ、友香にタクシー代には十分すぎるお金を渡す

友香が多すぎると言っている声に耳を貸さず、
「ありがとう」という言葉だけ言い、その場をあとにする


エレベータに乗っているときも、家に着いて靴を脱がせているときも
由依は「りしゃ、りしゃ、」とはしゃぎ、突然キスをされたり、
首筋を舐められたりと私の理性は切れかけている


靴を脱がせ終わり、すぐにお風呂に連れて行こうとすると、

由「入らない〜」

と、はしゃぎまわりリビングで追いかけっこが始まった

理「由依ちゃん、お風呂入るよ」
 
由「やだねー」

ソファーの周りをぐるぐるまわり、お酒で酔っている由依はぐらつき、とっさに受け止める

理「はーい、捕まえた」
 「入るよー」

由「ぶー」

明らか不貞腐れている由依を持ち上げお風呂場に連れていく


由「全部、やってくれるなら入ってあげないこともない」と、小さく答える

お風呂を沸かしていて良かったと、過去の自分を褒める
こんな可愛いお誘いを断るわけがない、、
この一言で私の理性は切れてしまった

由依を脱衣所で降ろし服を脱がせる
ここで、襲うのもいいが焦らしておこう

理「先、入ってて、着替えとか持ってくるから」

少し期待していたのか、それとも酔いが覚めたのか、由依は小さい声で「うん」と答えた
着替えを持ってきて私がお風呂のドアを開けると、体を洗っていた

髪の毛はそのままで、少し笑みをこぼしながら由依の頭を洗う

流し終わると、由依も体を洗い終わっていて由依を湯船に浸からす

私も軽くもう一度洗い、由依の入っている湯船に入り、後ろからバックハグをする

『んっ、、ふっ、、』
バックハグをしているということは私の腕は由依の体を触り放題だ、、、
引き締まったお腹を撫でたり、わざと胸に手を当ててみたり、、

由「わざと、触らないで、、んぁっ」

と、言う声を無視して私は話を続ける

理「今日、楽しかった?」
お腹を触りながら由依に問いかける

由「ふぁ、、んっ、、、楽しかったよ」

理「そっかー良かったね」
 「ひかるちゃんも来てたし、よかったね」
次は耳を舐めながら由依にいう、、

由「ぁん、耳、やだっ」

理「ひかるちゃんとどんな話したの?」
首筋を舐め、由依の言葉を待つ

由「ふぁんっんぁ、、だめ、、」

由依を追い込むように胸を触る

由「っっ普通の、、ぁん、会話しただけだよ、、」

理「タクシーの中でも、イチャイチャできてよかったね」
少し怒りを込めて由依の首筋に噛みつく

由「ふ、ぁん、ぃたい、何すんのさ」
 「別にイチャイチャしてない!」

振り向く由依に深いキスをし、下を撫でると、、
由「んぁ、っふぁ、、」

声を漏らし唇が離れ、乱れた顔を見せる由依を見て私は満足した

由「はぁ、はぁ」

理「先上がるね」と、声をかける

由「なんで、、」

そうつぶやく由依を置いてお風呂の扉を閉める

もう少し、焦らさなければ、、、、、


お風呂から上がり、服に着ていると由依が火照った顔をし、お風呂から出てきた

理「頭乾かしてあげるから、着替えたらリビングにおいで」

由「ありがと」
顔は乱れ、私を欲しそうな顔をしている

由依の顔を見て今日は寝かせてあげられないなと顔をニヤつかせながらリビングに行く

仕事の連絡を返していると、由依がトボトボと近づき、ソファーの下に座る

これは、『乾かして』のサインだ

乾かしている途中に、自然的に手が耳に当たると「んっ」
と声を漏らすたびに私は早く由依を抱きたい衝動にかられる

『もう少し、もう少し』と、自分に言い聞かせて由依に声をかける

理「先、寝てていいよ」
 「おやすみ」

由「うん、、、」

と、元気のない声が返ってくる

ドライヤーを片付け、由依の待つ寝室に行く
多分、由依は起きているはず、、、

でもそんな期待通りにさせるほど私は優しくない
今日は由依が誘ってくるまで待つんだ

案の定由依はベッドに端に座り私の来るのを待っていた

理「ほらー、、早く寝るよ」

由依におふとんを被せ部屋の電気を消し、
由依にキスをし目を閉じる、、、

少し経って、、、
由依が私の裾を引っ張りながら声をかけてくる

由「ねぇ、理佐、、寝ちゃった?」

理「寝てまーす」
少し、意地悪をする

由「ねぇりさ、、」

理「由依ちゃんにも、お口ついてるでしょ?」
 「言わないとわかんないよ」
と、キスをする

いつも、私が声をかける
でも、今日は由依から言ってほしい

由「り、理佐がほしい、、」

この言葉を聞き私は由依に覆いかぶさる、、


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読んでいただきありがとうございます
お酒を飲むと、いつもより積極的になる子って可愛いですよね
ではまた。