秋には
手紙を書きましょう
熱く燃えている夏紙に
冷雨を濡らして
秋には冷静に明日を考えましょう
情熱の夏海の砂場を消して
銀河水が流れ込んだ夜海の夢中で覚めて
僕ら今は素直に
明日をみつめないといけない秋なのです
一瞬の過ちも夏とともに埋めておいて
病んだ胸にそっとお互いを支え
悲しい歌と分け合い涙を濡らして唄い
さびしい手を握り合い前に出ましょう
秋には
さびしい思いを持ちましょう
覚めてゆく熱情の夏のため
一度だけ未練の目で振り向いて見送って
かなしい人になりさびしい心の支えになっていきましょう
花言葉は 同病想憐