眠れない恋心は
朝風になってその人訪ねていきます
また目覚めてない頬を撫でて
逃げるように隠れます
隠れた恋心は
アサヒになってその人を導きます
また甘えた夜の幸せの夢に嫉妬しながら
刻むように眩しく照らします
照らし始めた恋心は
昼間の安らぎになってその人を抱きます
やはり深く溺れている幸せを消されない運命に泣きながらも
時の錯覚に溺れていきます
溺れている恋心は
夕陽になって悲しく水平線に沈みます
再び一人になっていく届かない想いを海の底に眠らせて
叶わない夢で夜波を打ちます
夜波になって恋心は
夢の幸せな船を滑らすその人の銀河水になります
わかってくれるように時々星光に深い視線を投げる瞳に胸が濡れながら
いつもいつまでもそのまま幸せと心を宥めながら
h花言葉:憎くってももう一度