5月21日誕生花 バラ | DHU造園。

DHU造園。

永遠な庭師です。

自然との共生きに青春をもやしてます。

でもたまに恋もしていますよ。



風がとおっていく

草たちが風をおっていく

葉たちが風についていく

窓がかぜにつられていく

窓がいったら人らが風についていくのが見える

見えるまますべてが風をおっていく

今日が行く

風のように素早くいこうとする

留めようとする俺をあざ笑いながらさろうとする

その中で俺が知っている時間一つが通りながらみている

何かを言うかのように風と揉めながらみている

押されて押しながら時間が諦めたように背を向く

勝利の歓声のように風が強く時間を吹き飛ばす

胸が冷たく凍りながら離れていく

空っぽになった胸の中に不安さが押し寄せてきておしていく

再び戻れないその時間を追い俺も行く

わびしいくまがった方が遠くなっていく

何度も振り向いてみているバカのような瞳が微かにみえる

ふらふらと挫けそうなのに押している風に叉も押されて倒れそうにいく

引っ張られるようにいく

留まらない風に引っ張られていく

これからどこにと聞いても答えもできないくらい強く吹く風に飛ばされるように行く

さっていく

今日がそしてその時間が

失った愛を置いたままさっている

涙が落ちて転がっていく

未練が身悶えながら転がっていく

それでも諦めない欲望もいく

何処かであざ笑う声が消えるように去る

よく聞いてみたら幸せなその人の笑声がとおっているよう

俺よりもっと早く俺を忘れて行っているよう

また愛しているだろうと諦めなかった最後の未練が悲鳴と共に飛ばされる

最後の希望の紐を奪われた未練の皮が剥がれて宙に浮かんでいく

爽快に笑うその人の幸せの中で逃げるようにさっている

逃げても隠れても再び聞こえてくる笑声がすれ違っていく

忘れることできないと叫んで抗拒していた実体がさる

風が通り抜けていく

俺が知っている風ではない

只のすれ違う風だ

体が揺れる

果てについた

ついに一人残された

草も葉もすべてももとに戻ってくる

しかし虚しい胸だけは息詰まる孤独の窓の中に閉じこまれていく

あの風はどこに行ってしまったのか

何処で笑っているのか

其の人はそこで幸せだろうか