一度くらいはくじけずに
君に辿りついたらなと誓うけれど
君はいつも坂道の角に隠れ
気づくと転び落ちて傷だらけの俺
痛みを耐えて坂道を恨んでみても
いつもすれ違う君との届きそうで遠い縁
それでもバカな男の純情は
坂道であれ何であれ傷に覆われ一通じ
君はわかるかな
毎日坂道を転び落ちるこの恋しさを
君はわかるかな
その時より唇を噛むこの胸の痛みを
今日も誰かが転んで落ちる
誰でもない自分に気づき転び答える
今日も誰かが坂道の角に隠れる
誰でもない運命にバカな男が泣いている
君は聞えるかな
坂道に吹いてくる風のなき声を
君は感じているかな
坂道を登って落ちてくる風の痛みを