「恥をかかされた」とブログに書いている人を見た
この言い回し、面白い!
自分が無様な失敗をして「恥をかいた」のではなく、身内が恥ずかしい行いをしていたのがバレて「恥をかかされた」らしい
大変だなあ
大変な世界に住んでいる
自分がどんなにちゃんとしていても、夫の弟の妻が変なことやってたら、自分が恥をかかされてしまうシステム
ちょっと意味が解らない…こともない、理解はする
家制度の下に生きた人の感覚だ
その感覚が私には無い
親類の恥は自分の恥ではない。関係がない。なぜなら別の個体だから
私の身内のクソババアことM伯母も家制度の下に生きた人
妙に私の服装にあれこれ口出しすると思ったら、こういう思想だったのだなあ
その頃の私は沖縄旅行にハマり、川崎の住宅街を歩くにはラフすぎるいでたちだった
「みっともない」「恥ずかしい」などと言うので、「私は恥の文化を捨てた」「こうすればああ言われるだろう、なんて理由で自分を縛りたくない(※ジョン・レノンの言葉に基づく信念)」と率直に自分の思いを伝えたが、「恥の意識は大事だ」かなんか言っていただけだった
私が捨てたのは恥の意識じゃなく恥の文化だがまあ、どっちでもいい
ビーチサンダルはいて電車に乗って出歩くことを恥だと思わないことは同じなので
私はてっきり、彼女が老婆心で「ちゃんとしろ。恥をかくのはあなただ」と若い私に小言を言っているのだと思っていた。今の今まで!
でも実際は「その格好でうちに入るのをご近所に見られたら私が恥をかくだろ」と言っていたのだな
なんとまあ…「物知らずの若者に良かれと思って」なる大義名分すらなかったわ笑
クソババアの名に恥じぬ、見事なクソっぷり
私と彼女は違う個体だけれど、彼女の意識の中では親類であるために繋がっていて、「彼女がみっともなく思う庭鳥」がいたなら、それは自動的に彼女の恥になってしまう
私がどういう思いで行動しているかの説明など無用だったのだ
「つべこべ言わずにやめろ」一択でしかない
彼女はよく自分の夫の血筋に色覚異常(昔でいう色盲)の遺伝子があることを馬鹿にして「あれ(色覚異常)はうちの血筋ではありませんから」と切り離すようなことを言っていた
そして自分の方の血筋の著名な、あるいは優秀な身内を引き合いに出して自慢をし、その場にいる我々を困惑(「それあなたの手柄じゃないよね…?」)させることもよくあった
昔の人は精神を病んだ人や五体満足で生まれなかった赤子を閉じ込めたり殺したりしたらしいが、これも「身内の恥」だからなんだろう
オリンピックやワールドカップで日本が活躍すると嬉しく誇らしい気持ちになる人は大勢いる
私は別にならない
そういうことだ