除名惨(ジョナサン)4
409日ぶりに伝説のパシリ屋、除名惨・圭一が帰ってきた!!!(それにしても無駄な異名が多い。)
立ちはだかる周りの連中相手に、八方塞がり、四面楚歌、孤立無援という感じの除名惨だが?!負けるな、いやそこそこ負けろ圭一!!!
わざわざ遠い店までペプシ買占めの命を受け(除名惨3参照)、3本買って帰った後に同じクラスの不良AとBとC(仮名)に、遅かったことと買占めしてないことを理由に蹴りをくらわされてから半月。
圭一は依然、というか当然のごとくパシリ屋というはたらきを担っていた。
「パシリ屋にカンパ~~~イ!!!」と、ありがたいようなありがたくないような言葉をもらうのはいいけれど、買出しに行った本人である圭一には、1滴たりとも飲ませてはくれない。それは食べ物においても同様だ。
毎日疲れて、またがっかりして帰る。そんな時の家ってもんは憩いの居場所と言ってもいい。
ほら、戸を開けて帰ってきた圭一に、居間にいた彼の母が親切な声をかける。
「あ?!帰ってきたんかい、また帰ってきやがった。」
な、何そのセリフ?!そいつ、本当に母親か?!親切どころか、圭一を突き放す、いや突き刺すような言葉だ。
そう、彼は何をうとまれているのか、家でもひどく立場が悪い。いつからそうなったのか分からないが。
「た、ただいま・・・。」
遠慮がちに家に上がろうとする圭一の姿が痛々しい。
「部屋つかうんかい、まったく何様の分際なんだ・・・。」
小言炸裂~~~!!!何だろう、その態度は?圭一の部屋は圭一のものだから、使って当たり前なのだが。何様はあんただ。
「使わせていただきたく思ってございます・・・。」
何で圭一が恐縮してんの?!どろどろした親子関係だな、敬語自体も変だし。
「あ、言っとくけど、今日はすし買ってきたから。てめーにも分けてやるよ。」
「・・・え?!」
圭一は耳を疑った。ずっと聞かなかった親切な言葉だ。口調は相変わらず耳にきついような調子だが、確かに今聞けた。圭一の心の中に感動がほとばしる。
「ほらよ。」
あっさりした声とともに圭一に突きつけられたのは・・・魚の形をした小さな容器の醤油。
「ん、すし食うときでいいんだけど。」
「は?何をほざいてんだ、アホが。キサマの飯は藁だから、覚えときな!!!こいつ付けてやっから。感謝しやがれ、ハゲ。」
「・・・え?!」
より大きな声で自然と驚きを表した。それはもう、差しのべられた手に頼って起き上がろうとすると、相手が力を抜いたせいでまた尻餅つくような、そういう落胆。
しかし飯が藁?!よりにもよって藁?!藁を食わせるだなんて、一体何がしたいの?!まず、それは人間の食い物じゃないし。しょうゆごときでとても解決できやしないよ!!!
この理不尽な宣言に怒れ、除名惨!!!
立ちはだかる周りの連中相手に、八方塞がり、四面楚歌、孤立無援という感じの除名惨だが?!負けるな、いやそこそこ負けろ圭一!!!
わざわざ遠い店までペプシ買占めの命を受け(除名惨3参照)、3本買って帰った後に同じクラスの不良AとBとC(仮名)に、遅かったことと買占めしてないことを理由に蹴りをくらわされてから半月。
圭一は依然、というか当然のごとくパシリ屋というはたらきを担っていた。
「パシリ屋にカンパ~~~イ!!!」と、ありがたいようなありがたくないような言葉をもらうのはいいけれど、買出しに行った本人である圭一には、1滴たりとも飲ませてはくれない。それは食べ物においても同様だ。
毎日疲れて、またがっかりして帰る。そんな時の家ってもんは憩いの居場所と言ってもいい。
ほら、戸を開けて帰ってきた圭一に、居間にいた彼の母が親切な声をかける。
「あ?!帰ってきたんかい、また帰ってきやがった。」
な、何そのセリフ?!そいつ、本当に母親か?!親切どころか、圭一を突き放す、いや突き刺すような言葉だ。
そう、彼は何をうとまれているのか、家でもひどく立場が悪い。いつからそうなったのか分からないが。
「た、ただいま・・・。」
遠慮がちに家に上がろうとする圭一の姿が痛々しい。
「部屋つかうんかい、まったく何様の分際なんだ・・・。」
小言炸裂~~~!!!何だろう、その態度は?圭一の部屋は圭一のものだから、使って当たり前なのだが。何様はあんただ。
「使わせていただきたく思ってございます・・・。」
何で圭一が恐縮してんの?!どろどろした親子関係だな、敬語自体も変だし。
「あ、言っとくけど、今日はすし買ってきたから。てめーにも分けてやるよ。」
「・・・え?!」
圭一は耳を疑った。ずっと聞かなかった親切な言葉だ。口調は相変わらず耳にきついような調子だが、確かに今聞けた。圭一の心の中に感動がほとばしる。
「ほらよ。」
あっさりした声とともに圭一に突きつけられたのは・・・魚の形をした小さな容器の醤油。
「ん、すし食うときでいいんだけど。」
「は?何をほざいてんだ、アホが。キサマの飯は藁だから、覚えときな!!!こいつ付けてやっから。感謝しやがれ、ハゲ。」
「・・・え?!」
より大きな声で自然と驚きを表した。それはもう、差しのべられた手に頼って起き上がろうとすると、相手が力を抜いたせいでまた尻餅つくような、そういう落胆。
しかし飯が藁?!よりにもよって藁?!藁を食わせるだなんて、一体何がしたいの?!まず、それは人間の食い物じゃないし。しょうゆごときでとても解決できやしないよ!!!
この理不尽な宣言に怒れ、除名惨!!!
除名惨(ジョナサン)3 (2の続き)
中身はやる気満々の除名惨・圭一だったが、表面はネガティブに見える。そして、あっさり無視される存在になった。
そのうえ1週間経ったら、もうパシリになってしまった圭一。どうすれば、そんな風になれるのか分からないくらいだ。
「おい、パシリ屋、ヤマザキ行ってペプシ買い占めてこいや。」
「え、ヤマザキって遠いんだけど。」
「あ、何だ?!ぼそぼそ鼻声で分からん。いいから買ってこいや、パシリ屋!!!」
さあどうする、圭一?!
結局行っちゃった~。簡単に命令に屈してしまった。ためらいがないようなスタートを切って、3km以上は先の店へ駆け出した。
今は昼休みがスタートしたばかり。購買に行かされるなら分かるが、なんでそんな遠い先に派遣されるのか。
「なんで入学して1週間で、こんな事やってんだろうか?」
めちゃくちゃ不本意なまま、チャリをこぎだして突っ走る。
折り返し地点はまだまだ遠い。急げパシリ屋、客は一刻も早くと要求してきた、待ってるんだ!!!
不意に圭一の頭によぎった。いやいやいや、自分はパシリ屋なんていう不名誉な役に成り下がった覚えはないし、別に好きでやってるんじゃないんだよ!!!
心の中で叫ぶけども、はたから見ればそれはパシリでしかない。
やれやれ、飛ばした末にやっと着いた。わざわざ近くにコンビニがあるのに、何で遠い店まで本当に来ちゃったのか、圭一は正直自分がばかばかしくなった。
「何来ちゃってんの?!」
自分に対してほえた。だが、それがまたムダに損してしまうことになる。
「来ちゃいけんのか、オッサン!!!」
目の前にいたのは窓ガラスを割ったガキどもだった。そう、3年前の。
いや、3年前だけじゃない。窓ガラスを割られたあとにも、何回かしょうもないいやがらせをされたくらいだ。しばらく会ってなかったというのに、運の悪いことこの上ない。
というか、年下のガキ相手に弱腰だったんか、こいつは。
そして、またそのガキ連中に踏みたくられてしまった。
周りの人の制止で、ガキ連中はとっとと逃げてしまったが、もう時間が経ってしまった。遅くなったせいで、クラスの連中にまた蹴られることになるのは、もはや必至だ。
そのうえ1週間経ったら、もうパシリになってしまった圭一。どうすれば、そんな風になれるのか分からないくらいだ。
「おい、パシリ屋、ヤマザキ行ってペプシ買い占めてこいや。」
「え、ヤマザキって遠いんだけど。」
「あ、何だ?!ぼそぼそ鼻声で分からん。いいから買ってこいや、パシリ屋!!!」
さあどうする、圭一?!
結局行っちゃった~。簡単に命令に屈してしまった。ためらいがないようなスタートを切って、3km以上は先の店へ駆け出した。
今は昼休みがスタートしたばかり。購買に行かされるなら分かるが、なんでそんな遠い先に派遣されるのか。
「なんで入学して1週間で、こんな事やってんだろうか?」
めちゃくちゃ不本意なまま、チャリをこぎだして突っ走る。
折り返し地点はまだまだ遠い。急げパシリ屋、客は一刻も早くと要求してきた、待ってるんだ!!!
不意に圭一の頭によぎった。いやいやいや、自分はパシリ屋なんていう不名誉な役に成り下がった覚えはないし、別に好きでやってるんじゃないんだよ!!!
心の中で叫ぶけども、はたから見ればそれはパシリでしかない。
やれやれ、飛ばした末にやっと着いた。わざわざ近くにコンビニがあるのに、何で遠い店まで本当に来ちゃったのか、圭一は正直自分がばかばかしくなった。
「何来ちゃってんの?!」
自分に対してほえた。だが、それがまたムダに損してしまうことになる。
「来ちゃいけんのか、オッサン!!!」
目の前にいたのは窓ガラスを割ったガキどもだった。そう、3年前の。
いや、3年前だけじゃない。窓ガラスを割られたあとにも、何回かしょうもないいやがらせをされたくらいだ。しばらく会ってなかったというのに、運の悪いことこの上ない。
というか、年下のガキ相手に弱腰だったんか、こいつは。
そして、またそのガキ連中に踏みたくられてしまった。
周りの人の制止で、ガキ連中はとっとと逃げてしまったが、もう時間が経ってしまった。遅くなったせいで、クラスの連中にまた蹴られることになるのは、もはや必至だ。
除名惨(ジョナサン)2
除名惨(ジョナサン)の本名は圭一である。以前親に、なぜこの名前をつけたのかを聞いたことがあった。
「いや、適当。んなもんテキトー。」
と、流されてしまった。
適当に人生がスタートした気になって、滅入ったことがあった。
それで今までうまくいかなかったのか、とか考えたりした。
小学校低学年の頃には、給食中に吐いてしまい、周りのみんなが遠ざかってしまったし、高学年の頃には、人の肩をたたいて振り向かせ、振り向く顔の横にセットした指でつっかえ棒をして、他の人に無視されるようになっていった。
中学に入学してからしばらく経った頃には、小学生の時を思い出すかのごとく、またもや嘔吐。おかげで周りの席の人は、できる限りに席を遠ざけていたし、相当迷惑したに違いない。
後輩が入ってくる頃になれば、そのうち後輩にまで会うたびに冷笑されたり、とりあえず入った部活でも、下手ゆえにみんなに馬鹿にされたりなどあった。
「おい、腹筋ちゃんと回数こなしてないだろ!!!」
バレた~。なんてことで、蹴られたりもあった。
いい加減部活やめたかったけど、やめれそうな雰囲気じゃなかった。
七転八倒どころじゃない。既にそういう道のりを歩んできた除名惨・圭一は、また新たな一歩を踏み出した。
中学からは一新する気持ち、高校では楽しくしたいもんだ。気持ちはポジティブそのもので入学したが?!
「いや、適当。んなもんテキトー。」
と、流されてしまった。
適当に人生がスタートした気になって、滅入ったことがあった。
それで今までうまくいかなかったのか、とか考えたりした。
小学校低学年の頃には、給食中に吐いてしまい、周りのみんなが遠ざかってしまったし、高学年の頃には、人の肩をたたいて振り向かせ、振り向く顔の横にセットした指でつっかえ棒をして、他の人に無視されるようになっていった。
中学に入学してからしばらく経った頃には、小学生の時を思い出すかのごとく、またもや嘔吐。おかげで周りの席の人は、できる限りに席を遠ざけていたし、相当迷惑したに違いない。
後輩が入ってくる頃になれば、そのうち後輩にまで会うたびに冷笑されたり、とりあえず入った部活でも、下手ゆえにみんなに馬鹿にされたりなどあった。
「おい、腹筋ちゃんと回数こなしてないだろ!!!」
バレた~。なんてことで、蹴られたりもあった。
いい加減部活やめたかったけど、やめれそうな雰囲気じゃなかった。
七転八倒どころじゃない。既にそういう道のりを歩んできた除名惨・圭一は、また新たな一歩を踏み出した。
中学からは一新する気持ち、高校では楽しくしたいもんだ。気持ちはポジティブそのもので入学したが?!
除名惨(ジョナサン)
除名惨の部屋の窓には、大きくダンボールが張ってある。これで何度、雨が振りこんでくるのを防いできたことか。除名惨は思い出した。
窓ガラスを割られてもう3年。近所の少年が野球をしてて、打球が部屋の窓ガラスに激突という、まさに古いマンガにしかないようなことで割られてしまった。でも、除名惨が部屋に散乱するガラスを片付けるとき、ボールと一緒に小石が3個も床に落ちてるのに気がついた。
「まさか投石か?」
元からの鼻声のような声でつぶやいた。
ちょうど、謝りに来ていた少年にそれを聞かれた。
「てめー、石なんか投げこんでねーよ!!!」
いきなり1人が激怒しだした。
「言いがかりか、このオッサンめ。んの野郎!!!」
次々に他の少年に飛び火。しかも、寄ってたかって蹴りだした。除名惨は被害者だというのに、自分より年下の少年達にボコボコにまでされてしまった。
横でさげすんだ笑いをしている奴が言った。
「石投げこんじゃ悪いんか。」
気が済むまで蹴りたくられた除名惨、少年達が帰った後も腰の痛みを抱えながら片付けをした。
その仕打ちから半年経ったというのに、まだ割られた窓ガラスは直っていない。
「いや、一銭も出すわけないから。勝手に直せば。」
親にまで冷たくあしらわれてしまった。
あんな馬鹿なことあってたまるか。除名惨は思ったけども口には出せなかった。蹴られそうだから。
除名惨は何もすることがないまま、そんなことを考えながら暇をつぶしていた。
窓ガラスを割られてもう3年。近所の少年が野球をしてて、打球が部屋の窓ガラスに激突という、まさに古いマンガにしかないようなことで割られてしまった。でも、除名惨が部屋に散乱するガラスを片付けるとき、ボールと一緒に小石が3個も床に落ちてるのに気がついた。
「まさか投石か?」
元からの鼻声のような声でつぶやいた。
ちょうど、謝りに来ていた少年にそれを聞かれた。
「てめー、石なんか投げこんでねーよ!!!」
いきなり1人が激怒しだした。
「言いがかりか、このオッサンめ。んの野郎!!!」
次々に他の少年に飛び火。しかも、寄ってたかって蹴りだした。除名惨は被害者だというのに、自分より年下の少年達にボコボコにまでされてしまった。
横でさげすんだ笑いをしている奴が言った。
「石投げこんじゃ悪いんか。」
気が済むまで蹴りたくられた除名惨、少年達が帰った後も腰の痛みを抱えながら片付けをした。
その仕打ちから半年経ったというのに、まだ割られた窓ガラスは直っていない。
「いや、一銭も出すわけないから。勝手に直せば。」
親にまで冷たくあしらわれてしまった。
あんな馬鹿なことあってたまるか。除名惨は思ったけども口には出せなかった。蹴られそうだから。
除名惨は何もすることがないまま、そんなことを考えながら暇をつぶしていた。
分かりにくい始まり
え~、これから適当に話でも書いてみようかなと思います。まぁ、マイペースなフィクションってことで。
とりあえず、主役は通称、除名惨(ジョナサン)。ちっとばかばかしい話を書いていくことにしてます。
うわ~、なんかよく分からん予告してるって感じだけど。
とりあえず、主役は通称、除名惨(ジョナサン)。ちっとばかばかしい話を書いていくことにしてます。
うわ~、なんかよく分からん予告してるって感じだけど。
