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我が家の小4息子は、小3まで情緒支援学級に在籍していました。

 

これまで様々な支援級のお母様にお会いしてきた中で、

 

「これだけは絶対にやるべきでないな。」

 

と自戒の念も込めて思ったことをお伝えします。

 

 

​支援級母がやってはいけないこと

 

 

  1. 優遇されて当たり前という態度をとる
  2. 子どもの他害の言い訳をする
  3. 必要以上に遠慮する

 

 

 

順番にお話していきます。

 

まず1ですが、特別支援学級の在籍者は金銭面でも制度面でも優遇してもらえることが多いです。

 

例えば教育に関する費用の一部を国や自治体が補助してくれる「就学奨励費」や、PTA役員や学校行事のお手伝い免除など、

 

自治体や学校によって様々なかたちの支援を受けられます。

 

私が今までお会いしたほとんどのお母様は

 

「うちの子は他の子よりたくさん学校にお世話になっているから」

 

と、むしろ積極的に大変そうなボランティアや役員を志願していましたが、

 

中には「支援級だから免除してもらえて当たり前」という態度をとっている方もいました。

 

我が子が定型発達児よりたくさんお世話になっていることを引け目に感じる必要はありませんが、

 

感謝の気持ちは忘れてはいけないと思います。

 

 

次に2ですが、他害タイプのお子さんがいる方で、

 

「言葉が遅いだけで手が出ることがあるけど、悪気はない」

 

という説明をされる方がいますが、これは相手のご家庭との関係性によっては火に油を注ぐ可能性があると思います。

 

実際に被害にあわれたご家庭が

 

「障害だから?叩かれても仕方がないってこと?ウチが我慢しろって話?あまりにも理不尽。」

 

と憤慨されるケースもあります。

 

我が子が他害トラブルを起こしてしまったら、まずは言い訳せずに誠意をもって謝罪するのが一番だと思います。

 

そこにどんな理由があろうと、社会生活では手を挙げた方が悪者になってしまうことを、きちんとお子さんにも説明した方が良いです。

 

もし相手にも非がある場合は、学校側から説明してもらう方がスムーズかもしれません。

 

 

最後3は1と真逆になりますが、支援級でお世話になっているからと言って必要以上に学校側に言いたいことを我慢するのは危険です。

 

物分かりの良い何も言わない保護者というのは学校側にとって都合が良いので、

 

普通級が務まらなくて支援級に流されてきた先生をあてられるリスク大です。

 

更にお子さんも一見手がかからない大人しいタイプだと、放置要員になるリスクも大です。

 

あくまでも対等な子育てのパートナーとして、学校側に言うべきことは毅然とお伝えした方が良いです。

 

 

以上、久々に長くなっちゃいましたが、自分の経験から思ったことをバーっと書いてみました。

 

 

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