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※再投稿記事です※
息子は年長時に田中ビネー検査、小学1年生の時にWISC-IV検査を受けています。
先日主治医に「発達検査は数年おきに受け直した方が良いのか?」と聞いてみたので、ご参考までに回答をシェアします。
あくまでも主治医が我が家に向けたアドバイスですので、「こんな考えもあるんだな」程度に捉えていただければと思います。
- 結論から言うと、受け直しは不要。
- IQアップ=困りごとが解決、ではない。
- 極端な例だが、IQがアップすると偏食や聴覚過敏が治ったりするわけではない。
- WISC-IV検査についていえば、言語理解・知覚推理・ワーキングメモリー・処理速度という4つの指標から凸凹特性を把握し、特性に合った支援ができるようになれば十分。
- ただし、学校は定期的に発達検査を受けさせたがる傾向あり。
- これは普通級、特別支援学級、特別支援学校の入級基準の一つにIQがあるから。
- うちの自治体の場合、普通級と特別支援学級(情緒)はIQ85以上、特別支援学級(知的)はIQ84~70、特別支援学校はIQ70未満という基準がある。
- 学校の中にはIQを偏差値のように捉えているところもあって、保護者も希望の学級に入れるために何度も受け直させるケースもある。
- しかし発達検査で測れるのは一部の力で、IQだけで子どもの困りごとは測れない。
- 息子の場合、すでに家庭でも学校でも特性に寄り添った支援ができているので、特に受け直す必要はない。
- 一般的には小学校入学前、中学校入学前など、節目節目で受ける人は多いので、気になるなら中学入学前にもう一度WISC-IV検査を受けたらどうか。
というアドバイスでした。
学校側が定期的に発達検査を受けさせたがる、という話は初耳でした。
我が家の場合、田中ビネー検査は就学相談前に自主的に受けました。
就学相談の際に、教育委員会の方から「いつでも良いので、一度WISC-IV検査も受けてみてはどうか。」とは言われましたが、学校からは特に何も言われませんでした。
また中学入学間際になれば違うのかもしれません。
とりあえず中学入学前に、もう一度WISC-IV検査を受けてみようかと考えています。
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