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 番外編①では、我が家はどのようにサポートブックを用意したかをご紹介したいと思います。

 

 

 

 サポートブックとは

 サポートブックとは、新しい支援者に知っておいてほしい、本人に関するさまざまな情報(特徴・接し方・支援方法など)を保護者がまとめた手作りの冊子です。サポートブックを支援者に渡すことで、初めての場所や初対面の人とでも、子どもが安心して楽しく過ごすための大きな助けになります。

※引用元サイト 神戸市:   

https://www.city.kobe.lg.jp/a86919/kosodate/sodan/hattatsushogai/siryo.html

 

 

 

 

 用意した時期

 就学相談前に作成し、教育委員会に送る事前書類と一緒に送付しました。本当は日本の幼稚園に入る前に作成すれば良かったのですが、恥ずかしながら当時はサポートブックの存在自体知りませんでした。

 

 

 

 

 参考にしたサポートブック

 楽々かあさんこと大場美鈴さんの楽々式サポートブックのテンプレートをダウンロードし、そのまま書き込みました。※参考サイト 楽々かあさん公式HP:https://www.rakurakumom.com/supportbook

 

 

ただ、実際に教育委員会に提出した後わかったのが、うちの息子のように一見課題が目立ちにくいタイプは、良いところ・すごいところよりも、実際の困りごと事例とその対処法をメインで伝えないと、なかなか本人の困り感が伝わらないということでした。

 

 

そこで私は楽々式サポートブックのテンプレートから「良いところリスト」・「すごいところリスト」以降を思い切って削り、「特性による困りごとの記録と対策」という項目を追加しました。

 

 


文章を考える際に気をつけたのは、

 

 

  • ワガママや甘えではなく脳の特性なので、根性論で困りごとは解決できないこと
  • 対策は医師や第三者の専門家からの提言でもあること

 

 

が伝わるような書き方を心掛けました。また、作成後に主治医や習い事・幼稚園・当時通っていたLITALICOの先生にも添削していただき、内容が主観に偏らないようにしました

 

 

 

 

 その他

 息子は幼少期に環境が点々としているので、保育歴・交友関係・使用言語も時系列順に詳しく書き足しました。順番や項目の変更・追加・削除を繰り返し、最終的には大場美鈴さんのテンプレートをベースにした、息子オリジナルのサポートブックになりました。

 

 

 

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