ニワタマ通信:1月27日(土)……僕の元気の素は「博多通りもん」也! | ニワタマブログ

ニワタマブログ

      チキンとオムレツ・えびフライ
                 
             そして…サラダのお店

   
  居茶珈屋 

鶏がさきか卵がさきか

昨年末までは、とにかく忙しい日々の連続だった。週末は、ご予約のお客様でほぼ満席状態。当日予約は、ほとんど受けることができず、電話口で「申し訳ありません」を繰り返すしかなかった。

ところが、今年に入った途端、一転してヒマタマの連続。年が明けて2、3日は、昨年のうちに受けていたご予約のお客様たちで賑わってくれたのだが、それ以降は、パッタリと客足が止まってしまった。新年会のキャンセルも相次ぎ、期待の週末も閑散としたまま一日が過ぎていくという有様。

 

あの大きな災害を繰り返し見せられたら、こうなってもしょうがないのかもしれない。ここ数年の出来事のおかげで、僕はあきらめることにすっかり慣れてしまったみたいだ。

 

ここは同じニワタマなの?お客様たちもあまりの暇さに戸惑っている様子。

僕らの元気は、日々、カラ元気に乗っ取られていく。今年こそは、数年振りに正月らしい年明けになると期待していただけに、やるせない気持ちでいっぱいになる。

 

けれど、災害に合った人たちは、もっともっと大変な思いをして、悲しさにつぶされそうになりながら、寒い寒い毎日を過ごしているはず。こんなことで泣き言を言っていたら申し訳ない。

 

そういえば、コロナのピークの時もこんな風に落ち込んで、ため息ばかりの日々を過ごしたことがあった。

そんなある日、かつてのニワタマスタッフあやかが、僕の大好物を差し入れてくれた。「博多通りもん」だ。15,6年前、お土産にもらった「博多通りもん」のあまりの旨さに魅了された僕は、すっかりこのお菓子の虜になった。以前何気なく話したことを彼女は覚えていてくれたのだ。時短や自粛休業の連続でかなり参っていた僕に元気になってもらおうと、わざわざお取り寄せまでして、このお菓子を差し入れてくれたのだ。

嬉しかった。このサプライズは、僕の元気を奮い立たせてくれた。みんなに気を遣わせるなんて、ニワタマのリーダーとして情けない限りだ。

 

突然降ってわいたようなこの時間を無駄にしてはいけない。忙しかった時には、あんなに欲していた自由に使える時間をもらったのだ。後で後悔しないように過ごして行かなくちゃもったいない。次の日から僕は、それまでの悶々と時間の流れにただ身を任せていた自分と決別して、メニュー作りや断捨離、大掃除……etc.いつかやろうと後回しにしてきたことに没頭し始めた。

 

 

そして今日、あやかが同僚の先生たちを引き連れて、久し振りにニワタマにやって来た。しかも、旅行のお土産だと言って、お菓子の包みを手渡してくれた。見たことのある包装紙、\(^_^)/ヤッターっ!「博多とおりもん」ではないか。きっと、ブログを更新していないのを見て、また僕が落ち込んでいるのではないだろうかと思い、買ってきてくれたのかもしれない。

 

あやか、ありがとう!久しぶりの通りもん、すごく美味しかったよ。また君から元気もらいました。明日から、頑張れそうです。