金曜日は一日、東京へ出張でした。
複数の予定のうち、業務関係の小さな立寄りもありますが、メインの目的は営業、事務所経営、業務知識その他の構想やインプット。
「緊急でないが重要なこと」の取組みです。
爽やかな秋晴れの青空に映える、冠雪前の富士山を車窓に見ながらの東名間の移動タイムもある意味貴重。
移動時間をムダとみるか、プラスに変えるか。
私は移動時間も目的持って、いつも考えるようにしています。
今回の新幹線の車中でも、業務のメール返信のあと、まとまった時間しばしスマホデトックスして、手をつけられずたまっていた映像教材や本を読みながら過ごしています。
さて、私は愛知県在住ですが、時々このようにして東京・大阪その他遠隔地にも、積極的に打合せやインプットに出るようにしています。
それは、「学びは距離に比例する」から。
この言葉、もともとの由来は、「アイデアと移動距離は比例する」という高城剛氏(ライター・広告プロデューサー)の言葉と言われています。
この言葉の意味を高城氏本人が説明したものは見つけられなったのですが、私はこう捉えています。
移動距離が長ければ長いほど、その間の時間を使う。
(交通費も使う。たぶん)
その分、移動の途上や目的地で、より深く収穫を得よう、より豊かな発想を得よう、と、積極的な意識がおきやすい。
時間とお金を、いつも以上に有効に使おう、と考えることになる。
だから、アイデアや学びが深くなる環境(スイッチが入る)になり、本質的なリターンが得やすいのでしょう。
(もちろん、足伸ばして行ってはみたものの、期待はずれ、というケースもなくはありませんが…)
私は、開業直前は東京に住んでいました。
東京には業務系・営業系・マインド系含めて、多くのセミナー・講座が開催されています。
開業準備でいくつかのセミナーに参加していたときに感じたのは、地方から来る人のエネルギー。
前向きでグイグイと参加する姿勢を感じるのは、私たち都内在住者より、地方から来た人のほうが多い印象がありました。
いま自分が地方在住となり、足を伸ばして東京に来るようになったことで、それがよく分かります。
その人のステージや状況により、時間とお金の貴重さの度合いは違います。
でも、自分にとって貴重なものを捻出するからこそ、濃いリターンを得られるのでしょう。
「アイデアと移動距離は比例する」と言った高城剛氏は、こんなことも言っています。
「行動範囲は自分の可能性と比例する」。
(高城剛氏ブログ 「ON THE NEXE ONE」2012/4/24 より)
自分の可能性を高めるため、物理的・マインド的双方の行動範囲を広げる姿勢を、これからも持ち続けたいですね。
**************************************
「いい人を採用できる会社にしたい」
「社員がやめない会社にしたい」
社長を希望の地へ導くナビゲーション社労士です。
丹羽浩太郎経営労務事務所(愛知・江南市)