お家、見せてもらっていいですか?
佐久間 薫
あらすじ
家好き少年・家村道生(小学3年生)が、見てみたいお家に突撃して家を見せてもらうお話。
感想
ただ家に見せてもらう、それだけの話のはずですがとてもほっこりする漫画です
豪邸や日本家屋やミニマリストの家などをめぐりながら、家主たちの価値観に触れていきます。
ちょっと天然な道生少年に戸惑いつつも、家主たちは彼とのやりとりで癒されたり自分を見つめ直したり。
そしてクラスで少し浮いてしまっている道生少年も訪ねた先の住人に
クラスメートは同年生まれの近所の人間が同じ部屋に集められただけだから、友達になれなくても不思議じゃない
という言葉に励まされたりします。
いろいろな家にいろいろな価値観の家主たちが住んでいる。
住んでいる家は何かしら、家主の価値観があらわれているなと感じました。
多様性を可愛らしい漫画で描かれた作品でした