クリントイーストウッドというと、私世代は「ダーティ・ハリー」
だったのだけど。
初監督作品が、確か、「パーフェクト・ワールド」だったと思う。
(いや、ダーティ・ハリーシリーズも監督したのがあったか?な)
母が異端の宗教の少年と、泥棒の話だったと思うんだけど。
「硫黄島からの手紙」で、こんなにもアメリカ人が日本人の気持ちに
なれるのかと、驚嘆したと思う。
イーストウッドって、ダーティハリーみたいに、うさんくさいのかと
思いきや、
私生活は非常に真面目な人らしい。
映画を見ていると、キリスト教の長老派の熱心な信者かと思われる。
けっこう好きになった映画は、「グラン・トリノ」一回目はそう思わなかった
けれども、二回目みたら、いいなあ、と思った。
家族や、社会に心をうんざりしている、老齢の男性が、モン族の少年一家に
心を開いて何も知らない少年に、男とは、というものを教える。そして、
ラストがやってくるんだけど、、、
すごいこの老人のクールな生き方に、また感嘆かな。
「ヒア・アフター」もさらっとした映画なんだけど、親族を失っている私は
「あの世ってあるのかなあ~」なんて思いながら、見て、なぜか癒された。
イーストウッドの感性が、非常に鋭く、
「ミスティック・リバー」とか、「チェンジリング」でとりあげる、幼児誘拐など
社会問題にもかなりするどくつっこんでいるとおもう。
嘘は許さんという、真実をみつめるという、
そういう一貫した姿勢が好きです。
