★カーボン噛みの原因と症状 


 ◎ 原因


・ 不完全燃焼

・オイルの劣化

・短距離移動の繰り返しなど。

 

◎症状


・エンジンのかかりが悪い

・アイドリングが不安定

・加速不良など


◎ カーボン噛み対策 

 

・エンジンを長持ちさせるために、事前に添加剤(ワコーズ F-1 フューエルワン・AZ(エーゼット) 燃料添加剤 FCR-062など)を燃料に入れる。


・暖機運転をする。

 特に冬場など、エンジンが冷えている状態での急加速は避けるべきです。暖機運転をすることで、オイルがエンジン全体に行き渡り、カーボンが付きにくくなります。


・定期的なオイル交換。

 エンジンオイルは、エンジン内部を潤滑し、汚れを排出する役割があります。定期的かつ適切なオイル交換は、カーボン堆積を防ぐ上で非常に重要です。 私の場合は、カーボン噛みに関係があるかわかりませんが、DIO・レッツ4ともにカーボン噛みになり、さらにエンジンオイルが空になっていたことがあります。定期的にオイル交換をすることは、必要だと思います。


★カーボン噛みになった場合の対処法

・カーボン除去剤の使用。

 カーボン除去剤(KURE エンジンコンディショナー) などがオススメです。プラグを外し直接穴に吹きかけます。大体のスクーターはプラグホールまで距離があるので、付属のノズルでは届きません。ロングノズルを別途で購入すると良いです。穴から泡が見えたら、一度プラグを戻して軽くキックをします。これで、泡がエキゾーストバルブに流れ込み、カーボンに直接作用します。(カーボン噛みのほとんどがエキゾーストバルブに溜まったカーボンが原因の為)もう一度プラグを外し、穴に吹き付けます。穴から泡が見えたら、またプラグを戻し規定トルクで締付けます。しばらく浸けておきます。私の場合は、一晩浸けます。このあとエンジンをかけ(なかなかかかりません)暖機運転をします。マフラーから白煙がでなくなったら、オイル交換(エンジンコンディショナーとオイルが混ざってしまうからです)をして終了です。これで大体の場合は治ります。もし治らない場合はバイク屋さんでみてもらいましょう。