残念な札幌ドーム。 | 日々の所感。〜また、窒素に酔う日々に。〜

残念な札幌ドーム。

課題は何か。



課題は、価格決定に対して、株式会社札幌ドームが活動出来ていないことやないか。法令の詳しい内容は分からへんけど、札幌ドームの動きは、行政が決めた事だから、で済ませている様に見える。


行政が価格を決める業界は他にもあるけど、そういうところは、陳情などで価格見直しを常に訴えてる。その為には、価格見直しが妥当と認められなあかん。

妥当な事を証明する為に、出の適正がどこにあって、入の適正が此処にあるべき、という事を、事実ベースで説明する必要がある。その事実をつかむために、日々の入と出をつぶさに確認してなあかん。


また、サービスも、1年経ったら価値は減る。その前提で、コスト削減率の目標を設定して、出の見直し、最適化を行って、価格調整の余地を作っとかなあかんし、価値を上げる努力も必要。


それを日ハムがいた頃からやれてたら、こうはなってへんやろな。お金がない時のコスト見直しは、安直な人減らしで、過重な業務になりがちやし、それで人が離れて、更に過重に、という負のスパイラルに嵌まるリスクがある。


後者の記事で、札幌市議が、日ハムは市と交渉してない、とかあるけど、札幌ドームが交渉するのが筋。株式会社札幌ドーム、いらへんといいたいんやろか。

日ハムが札幌ドームに求めてる以上、札幌ドームが市と交渉してなかったらおかしいけど、そういう話が無い。筋がズレてる議員も、そこを突っ込まれへん記者も、いまいち。

そして、「他に『やる』って社長さんがいたら代わる」なんて、熱量の無い言葉が出るトップの札幌ドームの残念さ。