みなさんこんにちは
行政書士の二藤部です。
本試験も終わり、LECで取っている本試験の統計データが出揃いまして、そのデータを踏まえて、本試験を検討したいと思います。
私が着目しているのは、各問題の正答率です。
着目する数値は、正答率50%以上の問題です。
今年の本試験のうち、正答率50%以上の問題は、以下の通りです。
法令 27問(27問×4点 = 108点)
多肢 9問( 9問×2点 = 18点)
一般知識 12問(12問×4点 = 48点)
すなわち、正答率50%以上の問題を全て正解すると、「176点」獲得できるわけですね。
そうすると、記述では、4点獲得できれば、合格ができるということになります。
すなわち、50%以上の問題を正解に導ければ、比較的たやすく合格点は取れる試験であるということです。
50%以上正解できる問題というのは、難易度があまり高くないということです。
なぜ、難易度が高くないのか、それは、基礎的なことを基本に問題を作成しているからです。
基礎だから、正答率が50%を超えたのです。
ですから、これから、学習を始めるみなさんは、基礎をおろそかにしないでください。
法律の基礎は、①定義、②趣旨、③要件、④効果です。
この4点を中心に学習を進め、しっかり復習するよう努めてください。
その択一対策は、記述対策にもつながります。
記述の学習は、択一の延長線上にあると考えて、択一知識の充実に努めましょう。
基礎がしっかりしていれば、合格できる試験なのです。