“自由軸落下”を用いた順突き(追い突き・高速上段突き) | 柳川昌弘先生直伝 二聖二天流柔術憲法 愛知稽古会の武ログ

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順突きの始動の際、浮身をとると共に、体軸全体を前方へ倒すようにすると同時に正中線上の重心を垂直に下方へ落とす身体操作法(自由軸落下)

こうすることによって、右の順突きの場合、自ずと左足が後方へ伸びて地面から前方へと跳び出すような力を得る(図E・F)

これは無意識的(本能的)な蹴り(地に対する)でもあるが、現実には左足を後方へ伸ばす(引くように見える)ようにしなければ、正中線が途中で折れてバランスを失い、顔面を地に突っ込むからである。(図G)

※当流には、この身体操作法に対する名称がないため同系統の運動概念を“自由軸落下”と名付け提唱された高岡英夫先生考案のネーミングを拝借しました。

 

《参考》

高岡英夫先生による自由軸落下の解説

自由軸落下についてご説明しましょう。

これは重心が前後左右の位置をかえずに真下に落ちる動きです。

鉛筆を使って説明すると分かりやすいのですが、立てた鉛筆を支点の位置を変えずに前に倒すと、回転運動を起こして重心の位置が前に移動します。

この動きは遅いのです。

そうではなくて、支点が後ろに滑ることで重心が真下に落ちる動き、人間で言えば、バナナの皮に滑って転ぶときのような動き、これが自由軸落下です。

『高岡英夫の極意要談』(BABジャパン)より引用

 

 

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・高岡空手

 

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