平安(ピンアン)三段の要点 動画Ver. | 柳川昌弘先生直伝 二聖二天流柔術憲法 愛知稽古会の武ログ

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平安三段を体験した人なら、この形の主旨が「肩の走らせ方」に集中していることがわかるであろう。

細部は省略するが、この形の最大のポイントは最終の二挙動にある。

その様子は動画に示した通りである。

武道空手の動きとしても最も難しい技法であり、上級形にもしばしば含まれている。

この技法の要点は、浮き身による正中線の横移動と、腰の切りもどしによる肩の走りの一体化にある。

その際、すり足で移動するというより、浮き身による重心移動(正中線の中心)―正中心(丹田)の結果として「すり足」が起こるという点に注意することである。

正中線の変形から復元(両足と頭部とが腰に引かれ、一瞬に上下に強く引かれ、ピンと直立するようなフィーリング)が、技の原動力となる。

そして、腰の切りもどしと肩の走りによる技のあり様が、浮き身中に起こっていることが大切なポイントである。

それは、無重力状態(水中の魚のイメージ)にして初めて「転位・転体・転技」の一体化が可能になるからである。

故に平安(ピンアン)の形の中で、武道空手体得のために最も大事な練習法である。

そのため、確実に注意点を守って練習することが大切だ。

 

以上『武道空手 ハンドブック 基本編<中編>』より引用。

※当流の形は当流の母体流儀である和道流空手術(柔術拳法)の形を基に構成しております。


 

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