ソフトウエア 二者択一じゃなきゃダメなんですか? | 法人向けCAD実務トレーナー ニテコ図研社長のブログ

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テクニカルイラスト・3次元データ・特許図面・意匠図面・3DCGの制作やCADの教育を行っている小さな会社の社長の日記です。
業務内容にこだわらず、日々の仕事の覚書・ヒントを書いています。

昨日はJAVC(日本ビジュアルコミュニケーション協会)セミナーを担当しました。

 

 

 

 

セミナー内で特許図面作成担当の方からいただいた質問です。

 

今まで Adobe Illustrator で作成していましたが、STEPデータ を受け取る事があります。

Illustrator では読み込みができないので、CADソフトを導入予定。

AutoCAD か Autodesk Fusion かどちらを選んだら良いですか?

 

私は両方とも導入するのが良いです。とお答えしました。

 

 

 

その理由は

 

Adobe Illustratorで特許図面を作成するのに、年間300時間費やして、売り上げが100万円あった場合、工数単価は3,333円。

 

AutoCADとFusionでは、図面作成の種類によって向き不向きがあります。

 

特許図面の作業特性に応じて作業時間を3分割できたとし、それぞれの作業を 作業A作業B作業Cに分類します。

 

作業Aは、Illustrator、AutoCAD、Fusionとも同じ時間(100時間)かかります。

 

作業Bは、IllustratorでもFusionでも同じ時間(100時間)かかりますが、AutoCADを使うと半分の時間(50時間)で済みます。

 

作業Cは、IllustratorでもAutoCADでも同じ時間(100時間)かかりますが、Fusionを使うと半分の時間(50時間)で済みます。

 

上記の数値はあくまで一例です。

 

 

結果、100万円の売り上げに必要な工数は

 

Illustratorしか使わないとき、300時間

 

AutoCADしか使わないとき、250時間 ---> 16.7万円の削減

 

Fusionしか使わないとき、250時間 ---> 16.7万円の削減

 

AutoCADとFusionを使ったとき、200時間 ---> 33.3万円の削減

 

 

1年当たりの価格(サブスクリプション)

AutoCAD 71,500円

Fusion 96,800円

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合計 168,300円

 

 

結論

1年当たり16.8万円の投資で、33.3万円の工数削減が可能なので、両方導入すべき。

 

私の立場なら、そう判断します。