『通知不可能』で
電話が鳴った。

普段ならシカトするけど
緊急かもしれないから
恐る恐る出てみたら
アメリカに住んでる
幼なじみからだった!

3つ年上なんだけど
私が3歳の時
今の実家に引っ越してきてから
かれこれ
うん十年のお付き合い。

幼なじみKちゃんは
うちのお向かいに住んでいて
家族ぐるみのお付き合いだった。

私のおばあちゃん家にも
一緒に行ったし、
Kちゃんのおばあちゃん家にも
遊びに行ったことがある。

18歳で日本を離れて
勉強のために
アメリカに行った。

私が電話に出ると
すごく嬉しそうに
私の名前を呼んでくれた。

アメリカにいると
細かい情報が
なかなか届かないせいか
私以上に心配していた。

日本に住んでる
みんなが亡くなっちゃったら…

爆発が起きて
家族も友達も
みんな巻き込まれたら…

すごく不安そうに
色々聞いてきたから
計画停電の話や
日本中が節電や節水
募金活動などをしていること、
被災者の方々は
まだまだ安心した生活は
送れていないようだけど
いつか必ず復旧できる!
絶対大丈夫!

そう力強く伝えて
電話を切った。

海の向こうからも
自分達を心配する
電話が来るなんて
思いもしなかった。

すごく暖かくて
嬉しかった。

Kちゃんには
いつもより頻繁に
mailを送ろう。
そう思った。