百歳と二ヶ月

天寿を全うしたと言える


12月15日夜中

姉から電話

お母ちゃんが死んだ

そう としか言えなかった

朝用意しているのに中々家から出られない

やっと田舎に帰る


母の顔を見たけど触れない

泣けない

母が寝るその場所にずっといた

でも何を見て何を感じていたのか分からなかった

通夜でもそうだった

母の側で寝た

中々眠れなかったが感じてない

私は冷たい娘かも知れない 

母に昔言われた言葉で母を長く拒否していた

表面には出さなかったが


葬儀で息子の挨拶で泣いた

嗚呼私の子供達も同じだった

母の言葉は忘れる事は無いが


最後の棺に花を添えた時

初めて母の顔を触った

冷たいが幸せそうに笑ってる顔だった

孫全員に送られて幸せだっただろう


母を送り力が抜けた

足の悪い私は姉達に後をお願いして

田舎を後にした