陸が逝ってしまった日は涙雨なのか、雨がポツポツと降っていた
次の日はポカポカといいお天気
家に居て何を見ても陸に繋がってしまい、つい目が潤んでしまう

主人が「いいお天気だし出かけようか?」

毎年行く「月ヶ瀬」に梅を見に・・・本来の目的は「土筆引き」
青空市に寄り帰り道に大柳生の土手に

去年までなかった猪除けの弱電流の流れる線が張り巡らせてあった

「え~~、こんなに一杯頭を覗かせているのに取れない~~~」
でもその外と一番下の隙間から手を入れ無心に採っていた
それでも「陸は私が土筆を採っている時は、お母さんまただ~、と諦めて
いつも伏せして待っていたよな~」と、やっぱり陸に気持ちがいってしまう


土筆引きも好きだが、それ以上に袴取りが好き
夕飯が済んでテレビを見ながら指先を真っ黒にして
土筆をクルクル、ここが楽しい!
思っていたより沢山採っていて時間が掛かってしまった

下拵えを夜中に終わらせ、次の日に
「卵とじ」
と「土筆ご飯」


美味しかった、春の味の苦み