もちろんもう何十年も前に亡くなってます

小学校低学年の頃、祖父母の家に遊びに行くと
いつの間にか従兄弟達も集まってくる
従兄弟達も同じ町内に住んでいたのですぐ集まってしまう。
とても人数が多いのでおばあちゃんもご飯作りは大変だったんだろうな
と、大人になって解ったものでした

私達(多分10人くらい)が行くとおばあちゃんはお握りを作ってくれた

それが私には忘れられない味なんです
小柄なおばあちゃんが握ってくれる、小さな俵型のお握り
小学生の私達が一口でほおばれる大きさ
一生懸命握ってくれているけど、手が幾つも幾つも握り終えたおばあちゃんの
手の中のお握りに伸びる

おばあちゃんはいったい幾つ握っていたんだろう?
でもおばあちゃんの顔はいつも笑っていた

一度だけおばあちゃんの泣き顔を見た
それは私の父が亡くなったとき
長男である父の亡骸に
「こら!きー(父は喜一)親より先に死んでどうする、起きろまだ早い」
と泣きながら言っていたのが忘れられません

そんなおばあちゃんを思い出しました
それは今日のお昼ご飯に小さな俵型のお握りを作った時でした

私には母の味より、おばあちゃんのこのお握りが思い出の味

久しぶりにおばあちゃんを思い出しました