車椅子ではじめて躍った日

 

二泊三日で愛知県の岡崎市に行ってきました。

私は脊髄損傷(下半身麻痺)で車椅子歴20年ですが、愛知県岡崎市にある新体操クラブ「ぴかり新体操クラブ」さんの成果発表会に賛助出演として参加させてもらえることに!

なんと20年ぶりに人前で踊ってきました。

 

 

私と一緒に躍ってくれたのは

・ぴかり新体操クラブ代表の押味愛里沙先生

・Nurturing jewels RG代表の林エリナ先生

・管理栄養士でもありダンス講師の押味真里菜さん

 

実はこの3人、私が怪我をする前に所属していた新体操クラブチーム「STELLA R.G」の選手なんです。

私は小学生から中学2年生の間、新体操のクラブチームに所属していて、週5~6の練習の日々を送っていました。当時共に練習をしていた仲間たちと一緒に踊る日が来るだなんて、夢にも思っていませんでした。

 

 

 躍ることになった経緯

 

昨年、岡山にある新体操クラブNurturing jewels RGさんの発表会で、エリナ先生が躍っている動画を見て感動していたら、エリナ先生から「Nurturing jewels RGの発表会で一緒に踊らない?」と、夢のようなお誘いが😳

とんとん拍子に話が進み、新潟でダンス講師をしている真里菜ちゃんも参加してくれることになり、振り付けも考えてくれることに!

 

それだけでも凄いな~と思っていたのに、愛知県で新体操クラブをしている愛里沙先生から「ぴかり新体操クラブの発表会でも踊ろう!」とお誘い頂き、1回目のダンス披露は愛知県にあるぴかり新体操クラブさんの発表会に決定!

 

 

 発表会までの期間

 

もちろん私は車椅子で踊るのですが、怪我をしてから躍った事もなければ、それを人前で披露するなどしたことがなかったので、自分でもどんな風になるのか想像もつきませんでした。上半身の体幹が弱いので、どこまで身体を使って表現できるのかという疑問もありました。

 

すると、友人で理学療法士の小島菜月さんから連絡があり、脊髄損傷の私にもできる「インナーマッスルを鍛えるトレーニング方法」を考えてくれました!菜月ちゃんは、私のInstagramで私が躍ることを知り、自ら「協力したい!」と連絡をしてきてくれました。

 

毎日少しずつですが菜月ちゃんのトレーニングをしていたら、最初に比べるとあきらかに上半身が動きやすくなりました!菜月ちゃん本当に有り難うございました🥺(発表会が終ってもトレーニングは続けていきます!)

 

 

 発表会当日

 

 

午前中は子供たちのリハーサル!年少~年長さんの生徒さんも沢山いて、みんな楽しく踊っていてとにかく可愛かった。

 

個人演技では同じ曲・同じ振り付けで踊っていても、それぞれ子供たちの個性がでていて、顔の表情や、姿勢、腕の使い方、指先やつま先への意識、柔軟が得意な子など本当に見ていて個性を感じ素晴らしかったです。

 

新体操って演技が始まるまでに、

・フロアの外で待機し、名前を呼ばれたら返事をする

・演技を開始する位置まで歩き、ポーズをきめる

・音楽が流れて演技スタート

 

の流れなのですが、この時会場が静まり返るのでなかなか緊張するんです。発表会でもそのちょっとした緊張感があったりして、とても懐かしい気持ちになりました(笑)

 

リハーサルで一生懸命頑張っている子供たちの姿を見ていたので、本番では母目線でみてしまい、子供たちの演技でうるっとなりました。新体操を心から楽しみ喜びを全身で表現する素晴らしさを感じました。

 

 

 車椅子で踊ってみて・・

 

私たちは、リボンやボール等の種具は使わずに、ゴース(白い布)を使って踊りました。

一緒に踊ったメンバーは愛知、岡山、新潟と遠距離のため揃って練習する事ができず、4人揃って踊るのは本番が初めてでした。(笑)

(自分達が躍っている姿を見ていないので、どんな風に踊れていたのか気になります笑)

 

 

私の脚が動かなくても、可動域に限りがあったとしても、動かせる部分や使える所を最大限に使って表現する自己表現って心の喜びだし、今回その喜びを全身を使って心から感じることのできた一日でした。

 

今回発表会に誘ってくださった愛里沙先生、ぴかり新体操クラブの生徒さん、保護者の皆さん、ご関係者の皆さん、貴重で素晴らしい時間を頂き本当に有難うございました。

 

踊るキッカケをくれたNurturing jewels RGのエリナ先生、車椅子でも踊れる振り付け・構成を考えてくれた真里菜ちゃん、素敵な体験を有難うございました。

 

子供の頃、同じクラブチームで一緒に練習していた友人と、こうやって大人になった今も、昔と変わらずに一緒に踊る事ができる幸せ。

今新体操をしている子供たちも、「今共に時間を過ごす仲間たち」と、いつか大人になっても関わり続けていくのかなぁと思うと心温かくなります。

 

次回は岡山のNurturing jewels RGさんの新体操発表会で踊らせて頂きます。今からワクワクしています🌱

 

・ぴかり新体操クラブ InstagramHP
 代表:押味愛里沙先生

 

・Nurturing jewels RG InstagramHP

 代表:林エリナ先生

 

・管理栄養士・ダンス講師 押味真里菜さん

・車椅子ユーザー・タニミキ

 

最後までお読み頂き有難うございましたニコニコ

 

 

 車椅子2台で行く静岡観光

 

Youtuber「現代のもののけ姫Maco」渋谷真子ちゃんと静岡で合流し静岡観光してきました✨

私は前回の記事「インクルーシブイベント」への参加を目的に静岡へ、真子はお仕事で静岡に来ていたので隙間時間に静岡観光してきました。

 

ホテルは静岡駅北口より徒歩8分の「三交イン静岡北口」のユニバーサルルームに宿泊しました。(ユニバーサルルームは電話での予約となります)ちなみに真子とは同じ部屋に泊まり、こちらのベッドで添い寝しました🤍

 
アメニティが充実しているのは嬉しい😊
 
到着後すぐに静岡名物「さわやかのげんこつハンバーグ」を食べに行こうと思っていましたが、時間が間に合わず駅で食事をすることに。

 

駅をうろついてると真子ファンの方々に声を掛けていただいたりして、私もなんだか楽しかったです。(笑) 

牛タンを食べる真子ちゃん❤️

 
 

翌日はさわやかのげんこつハンバーグを求めて朝イチで「さわやか 新静岡セノバ店」へ!

ホテルからセノバまでは徒歩8分くらい。なるべく車椅子で自走できる段差の少ない道を選びながら向かいました。

 

朝イチで行ったのになんと3時間待ち!(驚)

待ち時間には、駿府城公園にある駿府城を見に行ったりしてしっかりと観光!

真子に映え写真も撮ってもらった🤍
 

そして、ようやく食べれたさわやかのげんこつハンバーグはこちらです✨

 
真子は本当に美味しそうに食べてて見ているこっちが幸せな気持ちになれる。食レポ向きの子❤️笑

初めて食べた時の私のリアクション↓
私は絶対に食レポできないタイプの人間です。笑
 

げんこつハンバーグはもちろん美味しかったけど、食べれた事への達成感が強かったかもしれない(笑)

 

静岡3日目は、静岡駅からバスで行ける「登呂遺跡」を観に行きました。バスは車椅子1台ずつしか乗れない仕様だったので、真子は自身の車椅子のまま乗り込み、私は席に移乗して車椅子は折りたたんで置かせてもらいました。

 
↑私の車椅子は真子の脚の前に置かせてもらってます

 

そして登呂遺跡に到着!

登呂遺跡は道がガタガタしているので、車椅子で自走するのは体力が必要です。2人とも「腕が~~!(キツイ)」と言いながら自走で頑張りました(笑)

 

可能であれば車椅子を押してくださる方と一緒に行くのがおススメですが、チャレンジャーな方はお一人でチャレンジするのも達成感を味わえて良きです。笑

(ちなみに私は脊髄損傷の完全麻痺T12です)

 
 
火おこしの様子も見せてもらいました!
 
少し時間があったので敷地内にある静岡市立登呂博物館にも入ってみました!弥生時代にタイムスリップの写真!
 

今回はお互い目的があって静岡に来ていたため、限られた時間の中での観光でした。自走で行ける範囲内(静岡駅周辺)の観光を楽しみました!

 

私も真子も予定を詰め込んで旅行するタイプではないのですが、こんな旅行もたまにはいいね🤍と、ふたりでめいっぱい楽しんだ静岡観光なのでした。

 

真子楽しい時間をありがとう!

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!


 車椅子で行けるお店 in新潟


湯葉と豆腐のお店「梅の花  新潟店」に今泉あいちゃんとランチに行ってきました。
お豆腐料理がメインなので、湯葉とお豆腐が好きな方には喜ばれるお店です。


入店時は簡易スロープを出してもらい、スロープを登る前に店員さんが車椅子のタイヤをしっかりと拭いてくれます。

個室はこんな感じで、窓から美しいお庭を眺めることができます。テーブルはやや低めなので、車椅子だと少し低さを感じてしまうかも。

ランチは「梅の花膳」4,800円のコース料理。
※ランチで個室利用される場合は指定の料金設定があります。




↑個人的には右の生麩田楽が美味しくて大好き💛



コース料理なのでお腹を空かせていきましたが、料理の品数が多くて満腹に!(写真撮り忘れてる料理もあります🙏)
ひとつひとつのお料理も本当に美味しいので、お豆腐好きな方にはおすすめです❤️

そして大事なおトイレ情報も!
トイレはこんな感じで広めなので、車椅子でも入りやすい仕様になっています。

最後は可愛い今泉あいちゃんと一緒に。
可愛すぎて癒しの時間でした❤️❤️❤️

■お店情報
梅の花 新潟店
新潟県新潟市中央区堀之内南1-33-13
JR新潟駅から車で5分(和合線沿い)


 

 


 

 

 車椅子で行く北海道旭川市

 

2023年2月11~13日の2泊3日で北海道の旭川市へ行ってきました。

きっかけは、友人であり大尊敬している車椅子で世界一周を成し遂げた“車椅子トラベラー三代達也さん”よりお誘いいただき、カムイ大雪バリアフリー研究所様のご招待で旭川ユニバーサルツーリズムに参加して参りました!

 

 

1月~2月の旭川は-20℃という情報を事前に仕入れていたので、とにかく防寒を徹底し雪だるまのような装備で挑みましたが、幸運にも当日の旭川は気温が高く、最低でも-5℃くらいの気温で、予想よりも暖かく過ごす事ができました。(北海道にいると-5℃でも暖かいと感じてしまう不思議)

 

旭川空港から旭川駅まではバスでの移動。

バスの運転手さんも車椅子の対応に慣れているようで安心して乗ることができました。

 

 
空港~旭川駅のバスは普段、荷物を入れるトランクのついた階段のあるバスですが、車椅子利用者が利用するときは優先してバスの配車を変えてくれます。
※路線バス会社の旭川電気軌道に早めに利用情報入れれば検討して優先配車してくれるようになってます。
 
 

旭川駅に着くと美しく立派な氷像が、北海道に来た事を改めて実感させてくれました。

 

 

歩道にはロードヒーティングが導入されており、車椅子でもスイスイ走れてしまうのもさすが雪国!車椅子ユーザーにとってはかなり有難い設備でした。

街全体にロードヒーティングがあるわけではありませんが、旭川市の除雪は感動するほど綺麗で、車椅子を押してもらうなどの介助があれば街中も移動可能です。(部分的ではありますが雪の段差がある箇所もあるため介助者2名だとより安心です)

 

翌朝は旭川で人生初となる快適AQURO(アクロ)を利用して、車椅子で雪山を走り回りました。

アクロとは車椅子の前方に取り付ける補助器具で、アクロを装着することにより雪道もスイスイと走ることが可能となります。雪道をこんなにもスムーズに走るのは人生初体験で感動と楽しさで雪山を走り回ってしまいました。

 

 

せっかく雪山でアクロ体験をしているので、三代さんとかっこいい動画を撮影しようと試みましたが、私の電動車椅子操作があまりにも下手すぎるために、そのままカメラマンに激突!撮影は見事失敗に終わりました(笑)

 

そして、またしても人生初となるスノーモービルを体験させて頂き初体験の連続に心躍、寒さが苦手な私も寒さを忘れて子供のようにはしゃいでいました。

 

雪遊びの後は室内でのボッチャ体験

(引用:ボッチャとは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障害者のために考案されたスポーツです。)

ボールを転がして遊ぶ簡単なゲームですが、ゲーム中はかなり盛り上がります。大人達が全集中で熱く真剣勝負をしていました。

 

そして夜はメインイベントの旭川冬まつりへ!!

冬まつりも雪道なのでアクロを利用して参加しました。

真っ白な雪景色の中に、巨大な氷像や雪像が並び大迫力。雪で作られた大型ステージでは迫力のあるYOSAKOIソーラン如月さんの踊りや、旭川太鼓連盟さんの和太鼓演奏で盛り上がり、フィナーレでは美しいプロジェクションマッピングに続き、冬の夜空に花火が打ち上げられ目も心も奪われました。

 

ここまでで既に旭川を大満喫していますが、最終日は旭川に行くなら忘れてはいけない旭山動物園へ!

旭山動物園も坂が多い為、ここでもアクロが大活躍。(アクロがあれば何でもできる笑)

 

動物園には可愛い動物たちがたくさんいましたが、冬の期間限定イベント"ペンギンのお散歩"で集団で歩くペンギン達の姿がたまらなく可愛く、あまりの可愛さに泣きそうになりました。(可愛すぎる...)

 

そんなこんなであっという間に帰りの時間が近づき、皆でおいしいジンギスカンを食べたり、有名なアイスクリームを食べたりと終始旭川を満喫して過ごしました。

 

旭川で私たちを温かく迎えてくれた方々、素晴らしすぎるおもてなしの心、雪国に対応した旭川のバリアフリー、3日間常に心温かく楽しく過ごす事ができた旭川旅行でした。

 

夏には旭川でお祭りがあるらしく、そのお祭りでは車椅子ユーザーが御神輿を担げるとの情報も入手したので、今年の夏、御神輿を担ぎにもう一度旭川に行きたいな~なんて密かに夢を膨らませています。

 

 

北海道旭川市にまた行きたい!

 

 

=ピックアップ=

 

■車椅子トラベラー三代達也さん

Youtube:「Miyo Channel」

書籍:「一度死んだ僕の、車いす世界一周/三代達也」

 

 

■カムイ大雪バリアフリー研究所様

今回介助者として同行してくれた川上風音さんが旭川ユニバーサルツーリズムについて記事を書いてくださいました。

わかりやすく詳細をまとめてくださっているので、是非読んでみて頂きたいです。

 

 

最後までお読み頂き有難うございました。